検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:6,720 hit

5Days『あの夏』 ページ6

*


*



そして、練習後。


10年前から 私と高尾が二人で行っていた


思い出の花畑に、
新しい仲間と共にむかった。






______

______





「・・・ぉ、着いたぜ、真ちゃん♪」



木々を掻き分けると、


ラベンダー特有のあの匂いが漂った。





まだ満開・・・とはいかなかったけど、

ポツリと立っている神社を中心に


ラベンダーの花が広がっていて。








・・・でも、








夏に咲く花、だから






まだなりたての初夏には






まばらにしか咲かなかったのかも…__。


























…それでも、



生い茂るラベンダーの花は凄くて。








「綺麗・・・だね・・・」





「あぁ。何回見ても、飽きねぇな」




「こんな場所が在ったとは・・・
驚きなのだよ。」









さっきまでいた街中とは隔離された、

幻想的さながら。





















微かに香る、







ラベンダーのニオイが







鼻を擽っていた。























「・・・行こーぜ。」









まだ早かったかもな、と付け足し






足元に生えていたその花を摘んだ高尾。


















少し物思いに耽り

未だに香るラベンダーのニオイを背負って
帰路についた。




















「・・・・・じゃぁな、また明日なのだよ。」










真太郎と別れた直後。









突然、雨が降りだした。
































初夏の兆し・・・だったのかな

























あの雨は・・・・・・・___




*


*

お知らせ→←4Days『むかしばなし』



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
14人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 高尾和成 , あの花   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

練 白珱 - 三話あたりで泣けてきました(´;ω;`)うぅ〜 (2014年8月8日 8時) (レス) id: 160c54893e (このIDを非表示/違反報告)
通り摩(プロフ) - メンマポジが高尾なんて…泣けます! 更新がんばってください (2013年11月6日 18時) (レス) id: 1106fe0907 (このIDを非表示/違反報告)
緑間シンタロー(プロフ) - にゃにゃむさん» ですよね!…だからといって、この小説も直接関連は無いですが(^_^;) (2013年10月14日 22時) (レス) id: 93c5e7f202 (このIDを非表示/違反報告)
緑間シンタロー(プロフ) - 花月緋音さん» 大丈夫ですよw (  ̄▽ ̄) (2013年10月14日 22時) (レス) id: 93c5e7f202 (このIDを非表示/違反報告)
にゃにゃむ - あの花系の小説って全然ないですよね…大好きなのに(;ω;) (2013年10月14日 21時) (レス) id: c31ba683de (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:◇輝◇ | 作者ホームページ:   
作成日時:2013年9月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。