あの国民的アイドルの妹は...。１ (ページ40)

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祝賀会ページ40

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それから1週間後。

お兄ちゃんが1位のお祝いをしてくれると言って居酒屋を予約してくれた。

ドラマの撮影で忙しかった私は、撮影がない今日をお兄ちゃんがわざわざ選んでくれていた。

まぁ、よくわからないけどお兄ちゃんが私のスケジュール把握してるからこそ出来たことだ。

でも、ドラマの撮影がないだけで普通に仕事はあったから仕事をしてから予約してくれた居酒屋に向かった。

その居酒屋の店員さんが案内してくれた個室は襖からでもわかるほどのちょっと広そうな個室で、きっといるのはお兄ちゃんだけじゃないなと何となく思った。

でもやけに静か。

さっきもうすぐ着くよって送ったから？
って言っても5分は経ってる。

...待たせるのも申し訳ない。

襖に手をかけてゆっくりと開いた。

開いた瞬間。
パァァンっという音とともに最初に目に入ったのはやっぱりお兄ちゃん。

「「「「おめでとーー！！！」」」」

周りを見ると忙しいはずなのに嵐さんが全員いて、その他にも何人か友達が来てくれていた。

翔「集めるの大変だったけどAの3年ぶりの1位だから張り切っちゃったんだよね (笑) 」

A「嬉しい...」

翔「そう言ってくれると集めた甲斐があったな」

A「お兄ちゃん、ありがとう！」

翔「うおっ」

こんなにたくさんの人がいてお祝いをしてくれるなんて嬉しい。

そしてそれを考えてここまでやってくれたのが嬉しくて私はお兄ちゃんに思いっきり抱きついた。