あの国民的アイドルの妹は...。１ (ページ28)

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男前ページ28

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A「やっぱりって...？」

雅紀「飲み物とか持ってくるのが目的だったけど、たまにあるから俺も！寂しくなっちゃうとき！」

優しい相葉さんは考えてくれていた。

何だろう、私を惚れさせようとしてるのかなと錯覚させるほど優しすぎるし、男前だった。

A「も～～！」

雅紀「え、どうしたの？」

翔「ん、どうした！？」

突然大声を出す私に相葉さんはもちろん、お兄ちゃんもびっくりして駆け寄ってきた。

A「相葉さん、も～！」

雅紀「なになに？」

翔「相葉くん何かしたの！？」

A「何もしてないけど...、した～」

どっち！？と焦るふたり。
ちょっとおもしろくて笑ってしまう。

A「特に気にしないでください。...相葉さん、本当にありがとうございました」

雅紀「ん？いいよ、俺何もしてないから！」

これを何もしてないと言う相葉さんは一体...。

A「お兄ちゃん、もう寝る」

翔「あ、寝るの？」

雅紀「じゃあ、俺はこれで！」

最後まで優しかった相葉さんを玄関まで見送って、私達はまたリビングへ戻った。