あの国民的アイドルの妹は...。１ (ページ27)

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めんどくさい奴ページ27

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A「ああ、あの！大丈夫なので...」

雅紀「顔真っ赤だよ？」

それは相葉さんのせいなんだけど...。
顔も近いし。

そのせいで私は気づかなかった。

めんどくさい奴が帰ってきてることを。

翔「相葉あああああああ！！」

雅紀「え？」

A「おかえり、お兄ちゃん」

翔「ただいま～...、じゃなああい！」

大声を出すお兄ちゃんに頭が痛くなってくる。

A「なんなのもう...」

翔「何で相葉くんいんの！？」

A「お兄ちゃんが相葉さんに言ったんじゃないの？それで心配で来てくれたんだよ」

翔「それはありがたいけど...」

ブツブツと何かしゃべっているお兄ちゃんは無視。

さっきの自分の感情はどこいったんだろう。

A「相葉さん相葉さん...」

お兄ちゃんを見て笑っている相葉さんの腕を引っ張って視線を向かせる。

雅紀「ん？」

A「本当にありがとうございました。今はあんな感じでうるさいけど、買い物に出かけてからひとりで少し寂しかったんです。...子どもっぽいけど」

雅紀「やっぱり！」

やっぱり...？
予想外の反応に私の頭の中はハテナマークが浮かんだ。