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「ほんと、むりっぐ!?」
なんということでしょう。
見事にチェーンで引き寄せられたではありませんか。そしてそのまま1発、綺麗にダウンしました。
と思ったら通電。うっそだろおい寸止めできてたの?とりあえず逃げる。
もしかしたらジェットコースターで逃げれるかも。こんなこともあろうかとstopのあれを消しておいたのさ…!(何してんだ)
いや片方消せてないけど。消えてればいいな。
加速を使って始発まで。ギリギリ間に合ったので急いで発車した。
これで一安心…。と思っていた時期もありました。終点に着いたら既にベインさんいました。そして3逃げgg…でもこれで逃げる理由無くなったじゃん!やったね!
ポコッと殴られ試合終了、と思った。のに。
「この耳は本物か?」
鹿ちゃんとお話してますが。
どういうこった。
「本物だと思うよ。衣装着たら生えた。」
ぴくぴく、と動かす。僅かながらに動いたようで驚いたような表情になった(ような気がする)。
正直今物凄く吐きそう。ダウンするといつもこうだ。
「そうか、お前は確かダウンした後は早めに座らせた方がいいんだったな」
「まって誰情報?」
「白黒無常」
あいつら余計なことを言いやがって…!とは言っても事実なのでありがてぇ。
ひょいっと肩に担がれて、向かった先は…ゲート?
「吊らなくていいの?狩人さん」
「どうせ負けだからな、元々の目的はお前と話す事であるし」
「ほう…???本音は?」
「その耳としっぽが気になった」
「でしょーね!…触る?」
「いいのか?」
「…別に、まぁ」
そう言うとベインさんは私を下ろして、耳や尻尾を触り出す。好きそうだもんね、動物とか。
どうでもいいが擽ったいな。
「あっまってベインさんそこ…すごい気持ちいい…」
尻尾の付け根を軽く叩かれる。やべえ。麻薬かってレベル。
「は〜…んっ、ベインさん、撫でるの上手、ですね…っ」
「…そろそろ終わりにするか」
あ、手が離れてしまった。
ちょっと残念。まぁいいんだけど、流石にそろそろ終わりにしなきゃだしね。
「じゃーねベインさん!次会ったらちゃんとゲームしよ!」
それだけ言ってゲートから出た。いやはやベインさんが動物好きとは。
ちょっと発見だなぁ…。
(この雄鹿!Aになにしてるんですか!)
(なんだ、羨ましいのか)
(当然だ、俺らの方が先に目を付けていたって言うのに…。)
(…何の話してはるん?ウチにも聞かせてや)
(((ごめんなさい)))
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紅茶 - はじめまして!この作品めちゃくちゃ好きです…!!更新大変だとは思いますが頑張ってください!! (2020年5月30日 22時) (レス) id: 9ce8ebd643 (このIDを非表示/違反報告)
ヒッサーメ・ビンジョルノ(プロフ) - 結城@ハスター教信者さん» 優しい人…!!!ありがとうございます…!!! (2020年2月25日 0時) (レス) id: 3046be83b8 (このIDを非表示/違反報告)
結城@ハスター教信者(プロフ) - 番外編反映してないです。 (2020年2月24日 21時) (レス) id: f70674c364 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒッサーメ・ビンジョルノ x他1人 | 作成日時:2020年1月4日 0時