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いっしょにいたいから、 ページ4
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「遅いなあ…」
Aはそこで待ってて、と言われ
お店の入り口付近で他の商品を
見てるんだけど…お金払うのに
そんなに時間かかる?
と思っているとちょうど坂田くんが
にっこにこで戻ってきて、
「ごめんごめんレジ並んでて!」
「1人にしないでよ〜」
と頬を膨らませてみるけど
彼の笑顔には到底かなわない。
次はどこ行こうかなんて言いながら
また街をふらふらとする。
そういえばこんなにあざとく頑張ってるけど
坂田くんは私にときめいてるんだろうか。
私が頭の中でぐるぐるといろんな思考を
巡らせようが坂田くんには何の影響も
ないように感じることの方が多い。
それでも私は坂田くんをどうにか
キュンキュンさせてやりたくて。
「これ、似合ってる?」
精一杯可愛い私で君の瞳に映りたくて。
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作者名:あんこ | 作成日時:2018年10月8日 19時