十五話(書き足しました！) ページ16
なるちゃんはなんかどっか行くらしい
だから暇だからぶらぶら歩いてる。
また天使が舞い降りないかな.......
そんな時、
「Amazing！！」
「ゲッ」
「プロデューサー二号さん、こんにちは☆」
「ひ、日々樹先輩.......」
連れ去られました☆
演劇部部室
「A......！？なんで来たんだ？ここにはへ、部長が......！」
「連れ去られた☆」
「連れ去られた☆じゃねえよなんでくんだよ」
「キャラ保て……」
あと私の真似上手いな。
「ゲッ……A先輩……」
「めっちゃ嫌そうだな(やっほー友也くん)」
「本音と建前が逆ですよ」
「えっ」
前も連れ去られたことあったっけ。その時は確か………無理やり演劇させられたっけ。
「いや、A先輩結構ノリノリでしたけど」
「ああ。ノリノリで悪役令嬢やってたな」
「君らお口チャック」
日々樹先輩の方を見るとニッコニコでこっちに向かってくる。
ん？？“こっちに”？
はいお察しの通り演劇させられそうになってますよ。
シンデレラの。
ちなみに私の役は魔法使い。
シンデレラ役は友也くん。
王子様役は氷鷹君。
日々樹先輩がその他。
「俺がシンデレラなんですか………A先輩がいるじゃないですか」
「確かにAの方が適していると思うが」
「本人が嫌がってますからねぇ……」
くるりと二人はこちらを見る。
目だけで、なんで嫌なんだよ………と問いかけてくる。
「なんか嫌。私がお姫様役って……」
「A先輩は自分が女じゃないことに気づいたんですね、なら仕方ないです」
「よし表でろ」
結局シンデレラ役やりました☆
やっぱ演劇って人が変わるね。
氷鷹君が「僕」って言ってるし。
私はキャラが全く違うし。
演劇だから仕方ないよね。思ってないことを言っても。
王子役の人は気の毒だと思う。
好きでもない子に「僕と結婚してくれませんか？」なんて……
でもあの時の氷鷹君の目は真っ直ぐだったな………迷いがないような……演劇だとそうなるのかな。
まあいっか！！
『僕と結婚してくれませんか？』
嘘偽りない、自分の気持ち………
彼女の答えは、
『はい。喜んで』
本当にそうなったらいいのに。
氷鷹は溜息を一つ吐き、仲間、いや、ライバルが待っているレッスン室へと歩き出した。
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サリー - 俺くんさん» おやおやおや？今言いかけましたか？ありがとうございます！ (10月26日 7時) (
レス) id: be7cfea392 (このIDを非表示/違反報告)
サリー - そらにさん» ありがとうございます、嬉しすぎです…！！ (10月26日 7時) (レス) id: be7cfea392 (このIDを非表示/違反報告)
俺くん - 超この小説好きです！！モb……佐藤先生になりたいくらい好きです！ (2023年2月4日 16時) (レス) @page19 id: ec5465cbcf (このIDを非表示/違反報告)
サリー - 玲さん» コメントありがとうございます！！正解です！六法全書、なんででしょうね……六法全書用意したらモブになる……なれますかね、なれることを信じています← (2023年1月7日 19時) (レス) id: bff6de7ecd (このIDを非表示/違反報告)
玲(プロフ) - めっちゃ面白いですwwwなんで、みんな六法全書持ってるんだろwwww二十七話の夢主ちゃんのって「なるちゃんも元気じゃないの？もぐもぐ……なるちゃんも陸上部だったよね？」ですか…？もうモブになりたいです…六法全書、用意したらモブになれますかね…？(((( (2023年1月6日 20時) (レス) @page31 id: c737f642bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サリー | 作成日時：2022年9月10日 16時
