E組にやって来たのは……

転入生と殺せんせー ページ4

授業が終わって、殺せんせーが出ていく瞬間の隙をついてナイフを1本投げて、銃弾を3発打ち込んだ。銃弾は2発避けられたけど、ナイフと銃弾はせんせーの触手を2本ずつ破壊した。結構ダメージ与えるのはすんなりいった。けど、ここからは私への警戒心がMAXになるから狙うのは難しそうね……周りを見渡すと、みんな唖然としていた

「今の、赤羽さんが？」

声を出すのもやっとという感じだ

「うん、やっぱ速いね、殺せんせー」

「速いって……2本も触手破壊成功した奴が言う言葉じゃないだろ、A」

「次体育だよね？Aの実力気になってきた」

「あんまり期待はしないでよ、運動結構苦手だし」

「でも動体視力すごいいいね」

「そうでもないよ？マッハ20って聞いてたから戻ってくるタイミング計算して撃ったり投げたりする時間考えただけだし」

「いやそれ相当頭使うでしょ。すごいね」

「そうかな？」

正直、こういう相手の暗殺はしたことなくて不安もいっぱいだけど。

「着替えに行こー」

「あ、うん待って」

「早くね〜」

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