電車の時間。 ページ27
修学旅行 1日目
ここでも変わらないE組差別。行っているのはD組生徒2人…か。
「早く乗って。我が校の評判を汚さないでもらえるかしら？」
モブ2人に向かって話す。
「ふ、副会長⁉」
「ですが、こいつらが…」
「何かあるなら私が話をつけるわ。あなた達はさっさと中に入って英単語の暗記でもしてなさい。期末で成績落ちても知らないわよ」
「は、はい…っ…」
「俺ら庇ってお前の評判下がっても知らないよー？A」
「このくらいいいでしょ。理にかなった理由だと思ったから行動したのよ？」
「はは…」
「何やってんだ赤羽。出発まで時間ないぞ」
瀬尾が私を呼ぶ。
「わかってるわよ、もー行くし。じゃね、また夜に〜」
ひらひらと手を振ってその場から離れる。みんなに迷惑かけたくないしね。
ー車内
「何話してたんだ？E組と」
戻った私に学秀からの第一声
「何、不満？」
「いや。赤羽もいることだし多少の関わりは仕方のないことだとも思う。だが…関わりすぎるなよ、君の立場にも影響する恐れがある」
黙ったままの私にさすがに心配になったのか、
「すまない、言いすぎた」
「…大丈夫、心配して言ってくれてるのはわかってるし。距離感の測り方はなんとなくつかめてきたし。うまく立ち回るわ」
「気をつけろよ」
「はい。……さ。こんな話やめて遊ぼ？」
「ああ」
ふっ、と口元を緩めて笑う。あ。その表情、好き。
「トランプやろ？」
「いいぞ」
「浅野君か赤羽さんか、どっちが勝つかな？」
「赤羽に1票」
「じゃあ僕は浅野君に1票」
「負けないから」
「こっちこそ」
勝負は五分五分だった。他の五英傑も混ぜて勝負してたけど約半分が私、約半分が学秀の勝ちで、もう一戦！とか言ってたら目的地に着きました。
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リルム - ありがとうございます！更新、遅いですが頑張ります！ (2018年1月18日 21時) (
レス) id: 7020156455 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた - 続き、楽しみにしてます！頑張って下さい！これからも、応援してます！！ (2017年12月11日 3時) (レス) id: 37009b37c4 (このIDを非表示/違反報告)
リルム - ガラスの破片さん» ありがとうございます！私も変換ミスとか結構するので書くときには注意していきますね…（汗） (2017年12月1日 21時) (レス) id: bf862feefa (このIDを非表示/違反報告)
ガラスの破片 - 隊長になってた(*´>д<) (2017年11月13日 21時) (レス) id: f43e2c4374 (このIDを非表示/違反報告)
ガラスの破片 - 百合さんに凄く同意です！！主さん、冬になってきたし、隊長にも気を付けてください(^^)楽しみ(*n´ω`n*) (2017年11月13日 21時) (レス) id: f43e2c4374 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リルム | 作成日時：2016年5月24日 16時
