探偵チームKZ事件ノートバースデー (ページ3)

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調子のりすけページ3

全員が揃ったところで俺の誕生日会を始めた。
はじめの会をして俺の作った楽譜をみんなに配った。
パートはいつもと同じで、
俺→フルート
上杉→バイオリン
黒木→ビオラ
小塚→ピアノ
アーヤ→リコーダー
七鬼→12弦ギター
美門→ビブラフォン
編成がこれだからパート譜作るのめっちゃ大変だったけど作りがいはあった。
演奏を始めた。
やっぱり俺自身惚れ惚れするほどよくできている。
曲名はちなみに"サッカーチームKZエースストライカー、法律のスペシャリスト若武和臣の生誕に捧げる協奏曲〜14年目の生誕祭探偵チームKZver"だ。
上杉はげんなりした顔でアーヤ、美門、小塚は、諦めた顔、黒木、七鬼は苦笑してた。
なんだよ！俺の誕生日強調して悪いか！
演奏が終わったちょうどいいタイミングで島崎さんがケーキを持ってきてくれた。
今年はかなりの人数で食べるから三段ケーキにしてもらって一番上にはチョコプレートでハッピーバースデーって書いてある。
アーヤが見とれていた。
ケーキじゃなくて俺を見てほしい…
若「アーヤ！ケーキじゃなくて俺を見ろ！」
上「うるせー。」
黒「島崎さんに作ってもらったの？」
呆れたような表情だった。
作ってもらって何が悪い！
それからいろんな話をした。
そしてみんなから誕プレをもらった。
上杉は俺に誕プレを投げ捨てて渡してきやがった。
おめでとうはいわねーし、曲名を聞いて吐きそうな顔はするし、ケーキは甘いからってあまり食べねーし。
俺の怒りゲージはマックスだった。
上杉に飛付いた。
そこからはあまり覚えていない。
黒木と美門に止められて終わった。
アーヤと小塚はまたか…って顔してる。
一応誕生日プレゼントの袋も開けてみた。
上杉→サッカーボールのキーホルダー
黒木→プロの俺の好きなサッカー選手のサイン色紙(俺の名前入り)
かなりテンションが上がった。
立花→文具セット。
筆箱の中身全部これにしようかな…
美門→緋色の写真だて
七鬼→七鬼特製小型ロボット？みたいなやつ。
七鬼にきいたら朝は自動で起こしてくれるし、腕の近くに持っていけば時計になるし、足や手に触れたものの回数を数えてくれるからリフティングのときや縄跳びのときに回数を自分で数える必要がない。
それにインターネットにもつなげる。
スマホに接続することもできるし音楽も流せる。
太陽光発電だから電池はいらない。
最高の誕プレだった。