ヒロイン恐怖症。

ろくわ ページ6

葵side






あ。







もう、限界だわ。








葵｢クズは、お前だろ？今まで私がドリンク作ってたんだよ。1人1人のことを考えて、濃さとか調整してさ。タオルもだよ？あんまり、キツくない匂いとか考えて。全部、私がやったのにどうして気付かないの？私は、3年間お前ら支えてんのに、どうしてこいつ何かを信じるの！？意味分かんないのは、そっちじゃん！！今まで、信じてた私がバカだっt




ﾊﾞｼｬ






…え。






なんで、私が水かけられてるの？






及川｢うるさい、うるさい、うるさい！！！よく、そんな思ってないことを言えるよね！！…俺らがバカだったね。こんなやつを信じて。…行こう、姫花。｣




姫花｢ぅ、んっ。｣






どうして。




なんで。




私より、あいつを信じるの？




可愛いから？




優しいから？









葵｢っんでだよ。なんでだよ！！？……うっ、うわぁぁぁんっ、どうしてっ、どうしてだよっ！！なんで、あいつにっ！？ﾋｸｯ…どうしてっ！｣









もう、いいや。







あいつらに、信じて貰えないなら。





辞める以外の









選択ないじゃん。

ななわ→←ごわ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す