ちょうちょさん ページ7
フウカside
『……ちゃん……フ……カ……フウカちゃん』
ふわふわと意識が浮かんでる気がする……。誰かがあたしを呼んでる……？
この声、聞いたことあるな〜……誰だったっけ。そうだ、確か──
『ちょうちょ、さん？』
『フウカちゃん、よく聞いて。今、フウカちゃんの幼馴染みの男の子が危険なんだ。早く助けにいかないと取り返しのつかないことになっちゃうよ！』
幼馴染みの……男の子。チトセ？いや、カイト……？
『急いで──フウカちゃん……目を覚まして─！』
『ま、待ってちょうちょさん！危険って──』
なに、と言おうとして、ちょうちょさん以外のあたしを呼ぶ声が聞こえた。
チトセ「フウカ……！」
チトセに呼ばれた瞬間、ふわふわしていた意識がいきなり揺れて─
あたしは、ガバッと飛び起きた。
フウカ「ちょうちょさんっ！？」
チトセ「はぁ！？お前、いきなり何言ってんだよ。蝶なんていないぞ」
フウカ「え……？」
目の前には、呆れた顔をした見慣れた青い髪。その少し後ろに心配そうに揺れるライトグリーンの瞳。
チトセと、カリン。それから、ゆるゆると視線を下げると、静かに眠っている桜色の髪の男の人。
白いちょうちょさんはどこにもいなかった。
いつも、あたしが危ない目に遇うときに忠告をしてくれるちょうちょさん。
そのちょうちょさんが『幼馴染みの男の子が危険』って言ってた。
目の前のチトセは全然そんな感じじゃないし、じゃあ、やっぱり危険なのは
フウカ「カイト……！」
あたしは勢いをつけて起き上がると、走ってきた方向に向けて走り出そうとした。
けど、魔力を使いすぎて、足元がふらふらする。さっき起き上がっただけで息があがって貧血みたいになった。
カリン「ふ、フウカちゃん？急にどうしたの？」
カリンが慌てて支えてくれたおかげでなんとか倒れずにすんだあたしの頭のなかには、さっきちょうちょさんが言っていた『取り返しのつかないことになる』って言葉が、ぐるぐる回っていた。
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あんなつ♪(プロフ) - 爽さん» 戻るように頑張るぅうううっ！！！てかフウカたち三人組に頑張ってもらうぅううう！！！ (2020年12月19日 21時) (
レス) id: 2efed111d7 (このIDを非表示/違反報告)
爽(プロフ) - あんなつ♪さん» かっ…カイト君っ！！あの眩しい笑顔は何処へ！？ダメだぁ元に戻りなさぁあああああいいいいいいいいいいい((人様にどーゆー目線で言ってんだ (2020年12月12日 8時) (レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
あんなつ♪(プロフ) - 爽さん» そうそう、みんな居るもんね！アリスちゃんとユウくんとアサヒくんもいるぞぉおお！！ (2020年11月7日 16時) (レス) id: 2efed111d7 (このIDを非表示/違反報告)
爽(プロフ) - あんなつ♪さん» 私もフーカの陰にいるからねぇ泣頑張って〜〜っ泣泣 (2020年11月7日 15時) (レス) id: 82f3ba1a1a (このIDを非表示/違反報告)
爽(プロフ) - あんなつ♪さん» そうだよあんなつの方がママだかんねw泣くよ君の語彙力に拍手喝采っ！← (2020年9月12日 20時) (レス) id: b0b3a08d76 (このIDを非表示/違反報告)
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