疲労回復 ページ4
- 土方side -
何か変なことになった
初対面で馬鹿にされ、とっ捕まえたが、落し物 拾っただけで、身元確認ついでに送って
それに、俺のことを知りたいだの自分のことも知ってほしいだのと言っていた
身なりはそこらの歳頃の女と比べれば、到底 綺麗とは言えたもんじゃない
そんな奴といつ会うとも分からねぇ約束をした
ただあいつの空の手の平はもう随分と陽に当たってない白い手だった
それが誰かと重なったのだろうか
それともあいつの内側を覗いて生まれた同情心なのかは定かではない
俺の事を少しでも知れば満足するだろう
今度こそ最後だ
沖「お戻りですかい、土方さん」
土「あ、あぁ…」
一瞬、栗色の髪色がまた誰かと重なる
今日はろくでもない1日だ
沖「何でい、あの女としけ込んで来なかったんですかい？」
土「俺を何だと思ってんだ
それと、また来るらしいぜ、あの女」
沖「忘れ物はありやせんでしたぜ」
土「落し物、拾ったんだと」
沖「預かって来なかったんですかい？」
土「あー…預かるの忘れた
まぁその内 来んだろ」
疑問の顔をした総悟をその場に残し、自室へと向かう
その足取りが若干 速かったのはあれ以上の追求されたくなかったから
自室で腰を下ろし白煙を宙に舞わせる
やはり面倒な約束をしてしまった
いや、あの女が俺にそこまで拘る理由がねぇ
3日もすりゃ忘れんだろ
もうこれ以上ごちゃごちゃ考えるのはやめだ
思考を無にするために未処理の書類に手をつける
近「おいトシ！もう夕飯の時間 過ぎてるぞ！」
土「近藤さん
あ？もうそんな時間か？」
近「仕事に集中するのはいいが、ちゃんと食うもんは食えと言っているだろう」
土「あぁ分かってるよ、今行く」
飯時を過ぎていたため、俺の他にいる奴はいなかった
机の上に置かれていた飯にウネウネと白いマヨネーズをかけ、出来上がった土方スペシャルを頬張る
疲れた身体にマヨネーズはよく染みる
あいつは…矢野はどんな反応すんだろう
俺を知れて喜ぶのだろうか
そんな事を知って喜んでる矢野を想像したら可笑しくなる
先程まで忘れてくれと思っていたはずなのに、今度は来るのが少し楽しみになっている
土「食わせてやるか」
そう呟いた自分がどんな表情をしてるかなんて知らない
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S(プロフ) - 更新待ってましたっ！ありがとうございます〜！るう様が魔法使いですよね....!!!!!!!!!💗銀さんとの絡みも気になります！！次も待ってます！一生応援してます~！！！ (5月2日 7時) (
レス) @page11 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！夢主ちゃんよ、土方スペシャルに手を出してしまったか...次は宇治銀時丼だな！！(？？？？)次の更新も待ってます💕頑張ってください ~！！！ (4月29日 10時) (レス) @page10 id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
るう(プロフ) - Sさん» ありがとうございます！頑張ります！ (11月19日 8時) (レス) id: ce1cf82280 (このIDを非表示/違反報告)
S(プロフ) - 土方オチ待ってましたー！こっちも読ませていただきます♡更新頑張ってください！！応援してます！ (11月18日 22時) (レス) id: cc16e6db3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るう | 作成日時：2023年11月18日 21時
