22話！ ページ25
Aside
女型の中身を拘束してほっとしていたら、ペトラ先輩が嬉しそうに走りだしたのでそちらを見ると、いつの間にかリヴァイ兵長がいた。
や、ヤバイ！これでお父さんに言われたら今度こそ訓練兵を止めさせられる！！
だんだんと近づいてくるリヴァイ兵長にビクッとした。
リヴァイ「おい、お前は誰だ？」
リヴァイ兵長が尋ねてきた。
どうしよう・・・答えるべき？いや、ばれたら終わりだ。逃げよう！
私はさっと方向転換して立体機動に移った。
私は全速力で逃げた。
だが、ちらっと後ろを見るとリヴァイ兵長がもうスピードで追いかけてきていた。
ちょ、怖い！
私は懸命に逃げたが、人類最強には勝てるはずもなく捕まった。
すぐに先輩たちのもとへ連れていかれ、手足を拘束された。
あれ？これは言わないと私が女型の仲間って思われるよね？？はぁ・・・
リヴァイ「もう一度聞く。お前は誰だ？」
A「誰でしょう？」
ちょっとふざけて言ってみたら殺気が伝わってきた。
リヴァイ「削がれてぇのか？」
A「わかりました。すいません。・・・A・スミスです」
リヴァイ「は？」
リヴァイ兵長は信じられなかったのか私のフードを取った。
えー、取るか？そこで。
リヴァイ「・・・なぜここにいる？どうやって来た？」
A「来た理由は先輩たちを守るため。どうやって来たのかは荷馬車に乗ってきた」
リヴァイ兵長と先輩たちは唖然としたまま動かなかった。
気まず・・・
A「・・・とりあえず拘束具を外してもらえますか」
私がそういうとハッとしたように外してくれた。
手足が自由になった私は女型の中身の元へと向かった。
A「・・・」
私はやつのフードを取った。
そこにいたのは
A「っっ！アニ先輩・・・？」
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作者名：ひな | 作成日時：2014年3月16日 1時
