20話！ ページ23
Aside
お父さんに全てを打ち明けるとお父さんは深刻な顔で頷いた。
エルヴィン「ほんとに予知夢がみれるのかい？よし、これを踏まえて作戦を立て直す。そんな心配そうな顔をしないでくれ。きっと成功させるから。お前はじっと祈っていてくれ」
お父さんはそれだけ言うと私に退出するよう促した。
よし・・これで避けれるだろう。
来月、どうしよ・・・
月日は流れ、壁外調査の日。
私はこっそりとついていくことにした。
危険だが、荷馬車の中に紛れ込んだ。
・・・いやな予感がしたから。
そして夢の通り、巨大樹の森へと入っていった。
私はそこでやっとお父さんが私の話をあまり信じていないことに気づいた。
チッ。浅はかだった。
私はばれないように樹の上へと移り、リヴァイ班を探した。
・・・いた。どうするか・。あそこまでおびき寄せてもらうか。
そして夢の通りに女型が捕まり、リヴァイ兵長とリヴァイ班が別行動となった。
私はこっそりと距離をとって後を追いかけた。
あ！グンタさんが信煙弾を打った！確か・・・左から来ていたな。
私もフードを被っておこう。
私は女型が来るであろう方向を注意して見ていた。
グンタ「リヴァイ兵長？いや、違う」
そこまで言ったとき、私はグンタさんの前に飛び出した。
刃を構えて。女型の中身がちょうどグンタさんに切りかかった瞬間だった。
あぶねぇ。ギリギリか・・・。
グンタ「なっ・・・！悪い！ありがとう！」
グンタ先輩は状況を理解したらしく私にお礼を言った。
他の班員たちも異常に気づいたらしく、身構えた。
A「おい！こいつは女型の中身だ！作戦は失敗した！エレン、お前は巨人化しろ！他の班員たちはそれを援護だ！いいな！」
一同「ハッ！」
どうやら私を上官と勘違いしたらしく返事をして指示に従った。
光が落ちた。
エレンと女型が同時に現れた。
さっき言った通り、エレンが中心となりうまく戦っている。
だが、あいつには隠し武器があるからな・・・。
A「お前ら！そいつには皮膚を硬化させる能力がある！お前らじゃ太刀打ちできない！止めはエレンに任せろ！」
先輩は頷いて戦いを続けた。
そのとき、
ぎああああああああああああああああ
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作者名：ひな | 作成日時：2014年3月16日 1時
