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〜川辺〜
川が多いな……海があるのかな……
考えながら歩いていると、近くでポチャンという音が聞こえた
音のした方に行くと丈が座り込んでいた
丈「僕が1番年上なんだ、しっかりしないと……」
ああ、プレッシャーに押し潰されそうなのか
「丈」
丈「っ!あ、Aくん……」
なんて声をかければいいのかな…
「これからも頼む」?なんで押し付けてんだ
「がんばれ」?いや違うだろ、声をかけるなら……
「一人で抱え込むなよ、年下っつったって一つしか変わんないんだから」
丈には届くだろうか
丈「ああ…みんなの所に戻ろうか……」
「そうだな」
私じゃ無理だな…
人を励ますなんて、支えるなんて……
2人でみんながいる場所に戻ると、ヤマトと太一が騒いでいた
「ただいま、何の騒ぎ?」
空「おかえり、あそこの山に行くかどうかで揉めてるの」
そう言って空が指差したのは近くにある黒くて大きい山
そーいえばあの山、どこからでも見えてたな……
光子郎「あれだけ大きな山なら、全体を見れるというのが太一さんの意見なんです」
丈「確かに見渡せるだろうな…」
テント「でもあの山には危険なデジモンや強いデジモンがぎょーさんおるんや、やからわざわざ登らなくていいっちゅーんがヤマトはんの意見や」
丈「それもそうだね…わざわざ行く必要もないし…」
危険を冒してまで現状を把握するか、安全策か
太一「丈はどっちなんだよ!」
丈「ええ!?僕!?」
あ、丈が巻き込まれた
そしてどんどんヒートアップしていく3人
後ろのみんなも不安顔だ
しゃーないなー……
「テリアモン、ロップモン、ゴマモン」
「「「なぁーに?」」」
あら可愛い← じゃねーよ
「ちょっと手伝って」
テリアモンとロップモンには肩に乗ってもらい、ゴマモンを抱え3人の元へ
3人は近づく私に気づかない
「3人とも」
「「「何!?」」」
「ちったぁ落ち着け」
テリア「とうっ!」
テリアモンは太一、ロップモンはヤマト、ゴマモンは丈の顔に飛びついた(ゴマモンは私が押し付けた)
「落ち着いたか?」
ヤマト「ああ…」
丈「ぷはっ」
ロップモンは飛びついた後すぐにヤマトの頭の上に移動した
ゴマモンはしがみ付いていたみたいだけどはがされていた
テリアモンは…
太一「ムー!!ムー!!!!」
テリア「アハハハハッ!!!!wwww」←
まだ太一の顔に張り付いていた
〜〜〜
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月影夏都希(プロフ) - 初コメです!デジモンは大好きですし、このお話も面白くで大好きです!あまり無理をなさらない程度で更新復活できるように頑張ってください!いつまでも待ってます! (2022年8月25日 13時) (レス) id: 2161e56c5a (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - 更新待っています(*^^*) (2018年9月13日 3時) (レス) id: 4d1c7261a8 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍 - 最近あんまり更新されてませんが?大丈夫ですか?更新復活出来るように頑張ってください。 (2018年8月1日 17時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍 - 面白い!デジモンは大好きです!これからも更新頑張ってください。応援しています。 (2018年7月29日 20時) (レス) id: 0a595b5733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:銀炉 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/inir/
作成日時:2018年7月23日 15時