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隆二「起きちゃった?」
「あれ?…隆二くん…」
私、健ちゃんの膝で寝てなかったっけ?と寝起きで頭が回らないまま、不思議そうな顔をしたA。
健二郎「こっちには臣子と子犬がいますよ〜」
広臣「どうも〜臣子でーす。笑」
剛典「わんわん!」
直人「あひゃひゃ!!岩ちゃんマジか!!」
ELLY「直人さん笑い方!笑」
剛典「へへ、GUNです!今日も盛り上がっていきましょ〜!」
『いぇーーい!!』
広臣に寄ったり剛典に寄ったりと、至近距離でカメラを回す健二郎に、ノリに乗った剛典が拳を作って犬の真似をして爆笑を誘った。
健二郎「気合十分ですね〜!そしてこっちには、姫が寝ております。」
カメラに映し出されたAは未だに隆二の膝に頭を乗せている。
隆二はAが起きて不服そうだ。
隆二「みんなが騒ぐから起きちゃった〜」
「私どのくらい寝てた?」
隆二「1時間ちょっとじゃない?」
隆二が健二郎を見ると、コクコクと頷く。
「そっかぁ、ていうかさ、私健ちゃんの膝枕で寝てたよね?いつ隆二くんに変わったの?」
健二郎「さっきやで〜、お前起きひんからトイレも行かれへんくてなぁ、隆二に代わってもらってん。」
「だって健ちゃんの膝が1番柔らかいんだもん。」
健二郎「これは喧嘩を売られたということで宜しいか?!」
直己「待て待て、健二郎。笑」
剛典「直己さん我慢できてないっす!笑」
直人「なるほど。だからリハ終わったら健二郎から離れなかったんだ。笑」
広臣「抱き枕…って?笑」
みんな笑うのを我慢していたが、ついに我慢しきれずに吹き出す。
健二郎「おーい!笑いすぎや!」
隆二「まぁ、おかげで熟睡出来てたんだからイイじゃん。笑」
「健ちゃんごめーん。笑 ありがとね!」
健二郎「ええでええで。笑
弾丸東京、お疲れ様!」
そこでカメラを切った健二郎は起き上がったAの頭を撫でて、スタッフさんにカメラを返しに行った。
(そういえばスタッフさんが衣装のことで呼んでたよ。)
(そうなの?ありがとう。行ってくるね。)
(行ってらっしゃ〜い。)
(隆二なんでそんなニヤけてんの?)
(ん?Aに膝枕のお礼にキスしてもらった。笑)
((はぁ?!))
(口じゃないよね?!)
(さぁ?どうでしょう?ふふっ柔らかかったなぁ〜♪)
直人→A→剛典
広臣→隆二→剛典、広臣→直人→隆二
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作者名:さくら | 作成日時:2018年5月3日 17時