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篤志「A」
「あ!あっくん!」
篤志さん呼ばれるとするりと腕の中からいなくなる体温。
あ〜あ、ラスボス篤志さんに取られちゃった。
啓司「Aってほんとに篤志さんのこと好きだよな。」
篤志さんと楽しそうに話すAを見ながら啓司がポツリと零す
哲也「まぁ、ボーカルで篤志さんのお気に入りだしね。いいな〜篤志さん。」
Aの頭を撫でて穏やかな顔をしている篤志さん。
敬浩が入っていかない様子を見ると仕事の話っぽいけど、
あの顔はそうそう見れるものじゃない。
厳つい男たちをいつだって骨抜きにするのはAだけだ。
Aも三代目といる時みたいな顔していて妬いてしまう。
啓司「俺からしたらお前だって羨ましいんだよ。」
将吉「そうそう!合鍵なんて貰っちゃってさぁ!」
哲也「だってお前らよりも先に仲良くなったの俺だしー?笑」
「「うるせぇ!」」
はっはっは!
男の嫉妬は見苦しいぞ〜。笑
スタッフ「すみません!そろそろ移動お願いします!」
『はーい!』
途中でAを探しに来た三代目と合流し、一緒に会場の席へと向かう。
直人「今回はトップバッターじゃないんだ?」
「今日はバイオリンやらないからね〜」
今日は三代目での出演が1発目らしく、直人達と同じような衣装を着てるA。
丈が短めな白いTシャツに黒のブルゾンを羽織り、下は黒の短パン
短パンから伸びる細く白い足に共演者の視線がいってる。
おいおい、これは姫から目が離せねぇな。
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作者名:さくら | 作成日時:2018年5月3日 17時