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哲也 side
今日は2016年FNS歌謡祭の第一夜
俺はEXILEとしてもSECONDとしても出演する。
そして三代目も同じく出演が決まっている。
ということは！
コンコン
「お疲れ様でーす！」
哲也「A〜！」
来た！俺らのお姫様！
「哲也さんお久しぶりですね！」
哲也「ホントだよ。まっじっで！三代目忙しすぎ！」
ケンチ「いいことじゃん？」
いい事だけど会えないのは耐えられない。
この気持ちがわかるか？ケンチよ
お前がいつもAと連絡取ってるのは知ってるんだよ！
「哲也さんは合鍵持ってるんだからいつでも家に来たらいいのに。笑」
口に手を当てて笑うAを見てから、ケンチとその奥にいる篤志さんと打ち合わせ中の敬浩に目を向ける。
ニンマリとした顔で。
ケンチ「(うざー笑)」
敬浩「(俺もAと話したいのにー！)」
篤志「敬浩聞いてる？」
敬浩「はい！聞いてます！」
Aの肩を抱いてソファに連れていくと、
気づいた奴らがどんどんこっちに集まり始めた。
アキラ「A久しぶりじゃーん！今日もコラボするのか？」
「しますよ！」
啓司「俺Aのバイオリン好き〜」
ネス「あれは綺麗だったね。」
確かに。あの時のAは最高だったなぁ。
EXILEメンバーがみんな2ショットを撮ってて、撮影会になってた。笑
将吉「ピアノで弾き語りとかもやって欲しいわ。笑」
「お！将吉くん正解！今日は絢香さんと三日月を弾き語りなの。」
将吉「マジで！楽しみにしてる！」
哲也「他は？」
「アラジンを歌うよ！」
哲也「アラジン？あれって誰かとデュエットじゃないの？」
「そうだよ？」
哲也「誰と？」
「んー…内緒！本番まで秘密ね！」
人差し指を立ててシーッと言うAは、今日の共演者の誰よりも可愛いんじゃないだろうか。
よく会う俺らでさえノックアウトされるんだよ？
ほら、今ので大樹と世界なんて使い物にならなくなってる。
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作者名：さくら | 作成日時：2018年5月3日 17時
