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直人さんはSEVENの新作を作るらしく、デザインを考え中。ペンを耳にかけて腕組みをして天井を見上げてる。


こんなこと言っちゃあれだけど、…おじさんみたいじゃない?ほら、建築とかの…笑




直己さんは壁際に椅子を寄せて雑誌を読みながらも姿勢はピンッと伸ばしてる。

それ精神統一しながら雑誌読んでるの?って感じ。




健ちゃんはゲームに夢中。すごい速さで指が動くから格闘系かも…。


ELLYは曲を聴きながら体を揺らしてる。
あ、動画見始めた。…と思ったら急に立ち上がってダンスをしだした。

忙しいな。笑



臣くんはスマホをいじってる。うん、いつも通り。

そんなに何を見てるのかね?




隆二くんはー、寝てる?

UnfairWorldの歌詞見てたみたいだけど、首カクカクしてるよ。笑




そして最後の剛典。私の隣に座って台本読んでる。


また映画するんだって〜。

剛典の肩に頭を乗せて台本を盗み見るとなかなかの純愛。



恋愛ドラマかぁ……






なんとなく、本当になんとなく、肩から剛典の膝に頭を移動させた。



剛典「なに 笑」

「んー?なんでもなーい」



私を見下ろして笑う綺麗な顔。目が優しく垂れて愛おしそうに私の頭を撫でる。


その視線になんだか恥ずかしくなって頭からすっぽりブランケットを被って縮こまる。




剛典「可愛い 笑」

広臣「イチャイチャすんな。」

唐突に聞こえた臣くんの声にブランケットから目だけを出すと、ムスッとした表情の臣くんが頬杖をついてこっちを見ていた。


「してないよ。」

広臣「してる。」

剛典「臣さん、ヤキモチっすか?」

広臣「うっせぇよ。笑」

「んーじゃあ臣くん歌って?」

広臣「急だな。」


笑いながらも、なにがいい?と優しく聞いてくれるのは彼の優しさ。


拗ねてたのはどこ行ったの。笑



「なんでもー」

広臣「んーじゃあ、お前の好きな曲な」



広臣『When you wish upon a star

makes no diff'rence  who you are〜♪』



小さく優しく、まるで子守唄のように歌う声に目を瞑って耳をすませる。



するといつの間に起きていたのか、隆二くんのハモリが加わって2人の声が楽屋に響く。





あぁ、落ち着く…。






(あ、寝た)
(子どもみたい。笑)
(疲れてるんだ。寝かせてあげよう。)
(起こすなよー。笑)
(いつもおつかれ様。)



剛典→隆二→直己→直人→広臣

203→←201



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作者名:さくら | 作成日時:2018年5月3日 17時

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