三代目のGirlは… 5 (ページ27)

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生放送が始まり、次は三代目の番。

唯一踊りながら歌うAはヘッドマイクを付けてセンターに立つ。

司会の曲紹介の後、音楽と共に動き出すしなやかな体。

隆二『光彩が輝く鮮やかにひとつひとつ

銀の糸のような shooting star〜♪』

広臣『7つの流星絡み合いながら進む

混じりあってひとつになる〜uh〜♪』

『この道がどこで終わるかはわからない

でもどこから来たかそれだけはわかってる〜♪』

激しく踊りながらも強い歌声で歌うAは最高にかっこいい。

ネス「あっ！」

敬浩「あらら、」

するとダンスが激しかったからか、衣装のポケットにつけてるイヤモニの機械が出てきて、ビョーンとAの足の横にぶら下がる。

絶対に気づいてるのに、それを気にする素振りもなく踊るA

ここから俺達はAのプロ根性に感嘆することになる。

ジャンプの振りになった時、当然イヤモニの機械も一緒に跳ねた。

その瞬間、パシッと機械を片手でキャッチして、握ったまま踊り続け、
腰に手が触れる振りのところでサッと元の位置のポケットにしまい込んだ。

『LET THE STARS SHINE AND BRIGHT

闇に映える光〜♪』

視線は常に真っ直ぐカメラを見つめ、歌って踊りながら難なくハプニングを回避したA

無事に曲が終わってからお辞儀をした彼女に、俺らは大きな拍手を送った。

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