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夜の学校で暗くて怖いから、めっちゃ怖い(泣)
だからリュウの腕にぎゅーってしがみついてる
ガターンッ!!
「『うわー!』」
どうやらキンタがバケツを蹴っちゃったみたい
「「キンター!」」
キン「あーびっくりしたー…
ごめんごめん」
『はぁ、びっくりした…』
リ「みんな」
『リュウ??』
リュウは空き部屋に入っていった
メ「どうしたの?リュウ
急に」
リ「いや、あっちの方から人の声が聞こえたような気がしたんだけど」
キン「体育館の方だな…」
キ「行ってみよう」
みんなは体育館の方に向かったけど、リュウは立ち止まった
リ「いつまで隠れてるんだよ」
『え?
!』
ユリエとケルベロスも学校に来ていた
リ「やはり今回も…冥王星のしわざだったか」
ケ「我々はただ、殺人計画書を作成しただけです
実行したのは依頼人
もう彼と我々を繋ぐ証拠はないんですよ」
ユ「リュウ様、ナマエ
いくら私達から逃れようとしても、自分の宿命からは逃げられませんよ?(笑)」
リ「僕の人生は僕のものだ
お前たちの指図は受けない」
ユ「ナマエもいつまでこんなことをしてるつもり?」
『私のことは放っておいて』
リ「ナマエ、行こう」
『うん…』
私はリュウに手を引っ張られ、その場を後にした
体育館にはたくさんの中学生と、犯人の牧野くんがいた
キ「やっぱり神の正体は君だったんだね
五十嵐先生を殺したのも」
牧「…」
キ「殺害現場のじゅうたんの上に、ガラスの置き物が粉々になって落ちてた
離れた場所に置かれてた置き物が、何故あんなところに落ちてたんだろうって…考えた
答えは、君のメガネだ
君は密かに塾長室に紛れ込み、五十嵐先生を襲った
その時、メガネを落とし割ってしまったんだ
そしてその破片を拾いきれず、部屋のガラスの置き物を割ってカモフラージュした」
メ「あなたのメガネが、失踪前と失踪後に変わっているのがその証拠よ
警察の鑑識にも頼んで裏を取った
ガラスの置き物の破片の中に、メガネの破片が紛れていたそうよ」
牧「フッ…」
キ「何でだよ
何でこんなことを…」
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作者名:はるぷー。 | 作成日時:2017年1月6日 22時