4 ページ4
.
リ「受験勉強に追われ、絵を描く自由を奪われた君は…」
竹「お前に俺の何が分かる!
もう放っておいてくれ」
『竹山くん!』
竹山くんは怒って行ってしまった
『あんな言い方じゃ、怒るのは当たり前だよ』
しばらくして、キンタが失踪事件の真相を聞くためにみんなミッションルームに集まった
キ「メールで洗脳??」
キン「最初はほんのささやかな警告だったそうだ」
“君の人生 本当にそれでいいのか?
もし 人生をやり直せたら
君はどんな自分を選ぶ?”
キン「ホントにやりたいことが出来ずにストレスを溜め込んでた奴らは、失踪計画を持ちだされ新しい自分に生まれ変わろうとしたんだ」
カ「二人を先導してた奴の正体は?」
キン「素性が折れるような話は一切振ってこなかったそうだ
ただ、ハンドルネームは神だったそうだ」
キ「神?」
『神って??』
カ「発売前の雑誌や漫画なんかをネット上で流したり、そういうリスペクトされる存在をネットの世界じゃ神って呼ぶんだよ」
『なるほど』
キ「でも、キンタすごいよ!
よくそこまで聞き出せたね(笑)」
キン「え?
いや別にたいしたことじゃねぇだろ」
メ「ライバルに点数取られたっていうのに、キュウってホント無邪気よね」
リ「でも…実際キンタはすごいよ
相手の心を解いて、真相を聞き出すなんて
悔しいけど、僕には出来ないな」
『リュウ…』
私がリュウの手を握ると、フッと笑って握り返してくれた
キ「ね、カズマ
さっきから何見てんの」
カ「塾長が毎晩音楽を聴く習慣を知ってるのは塾の関係者だけだろ?
あれ?」
『どうしたの?』
カ「こいつ今…防犯カメラを見てるよね」
メ「メガネ…違うんだよね
失踪する前後でメガネが変わってるの
見舞い行った時気づいたんだけど」
キ「何で?そんなこと…
真犯人、分かっちゃった」
「『え!?』」
キュウの推理を聞いたあと、メグは猫田さんに確認の電話をした
メ「キュウ!鑑識が採取したガラスの置き物の破片の中から、キュウが推理した例の物が発見されたそうよ?」
カ「ねぇ、ネットの速報でこの辺りで中学生の失踪者が続出してるっていうニュースが流れてる」
リ「え??」
キ「キンタ、彩香さんが失踪した3日間、どこに姿を隠してた?」
キン「小学校だ
最近廃校になったばっかりの」
『行こう!』
私達は廃校された学校に向かった
.
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はるぷー。 | 作成日時:2017年1月6日 22時