検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:175,857 hit

Episode9 ページ9

次の日〜


正「おはよー、一夏!一番に一夏の顔が見れる俺ってすっげー幸せ者じゃーん!」

帝「一番に見たのは僕の顔でしょ・・・」

正「男はカウントしないのが俺のルールなのさっ」


そんないつもの調子のふたりにおはようと言って学校へ向かう。


たくさんの人が行き交う中、私は少し前に立っている男の人と目が合った。


?「やぁ、君達。仲良く登校とは羨ましいねぇ」


何も言えずに固まっている私の隣で紀田くんが返事をした。


正「どーも・・・」

帝「あ、おはようございます!」


あれ・・・?
二人ともこの人を知ってる?
そしてこの人の視線は私じゃなく二人を見ている


正「こんな朝っぱらからなんでここに?」

?「ちょっと仕事が長引いちゃったんだよ。家に帰って寝ないとやっていけないよ・・・疲れちゃうよねぇ。ところであのメガネの女の子は一緒じゃないのかい?」

帝「そ、園原さんとはいつも学校の近くで一緒に・・・」


杏里ちゃんのことも知ってるの?
ってことは私のことを知っていても不思議じゃない・・・

初めて会ったときと同じ笑みで隣にいる紀田くんた竜ヶ峰くんと話している。
私がいないときにこの二人、もしかしたら杏里ちゃんも私の話をしたのかもしれない。

そう思うと不自然なことは何もなくて、怪しいとかストーカーと思ってしまったことを恥ずかしく思った



?「あー、そういえばキミに自己紹介はしてなかったね。折原臨也、よろしく」


ふと、私に向けてそう言った。
まだ頭の整理がついていない私は何も言えずにただ黙ってその目を見ていた。


正「・・・じゃあ俺らはこれで」


そう言った紀田くんは歩き始めて、私もその後を着いていく。


帝「あー、待ってよ!正臣!椎名さん!折原さん、じゃあまた!」

臨「じゃあねぇ」



二人の知り合いなら何も警戒することなんてなかった。
今度、電話きたり会った時は謝ろう・・・

Episode10→←Episode8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (114 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
176人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 折原臨也 , 赤司征十郎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まっつん - あ、赤司くんが怖い… (2015年10月27日 11時) (レス) id: 179b97f76b (このIDを非表示/違反報告)
モコナ - とってもとっても面白いです!! (2015年4月21日 22時) (レス) id: 9dabbf369b (このIDを非表示/違反報告)
- よかった、臨也助けてくれた (2015年4月21日 7時) (レス) id: 7f691d36e2 (このIDを非表示/違反報告)
ころもっち(プロフ) - Yumiriさん» ありがとうございます!両方書いてみようかなo(`ω´ )oだけどまだ終わらせたくないのでこれからもよろしくお願いします♪♪ (2015年4月19日 16時) (レス) id: ed191ff16b (このIDを非表示/違反報告)
ころもっち(プロフ) - モコナさん» 平和島さん・・・( °_° )書けるか分からないけど落ち着いたら挑戦してみますo(`ω´ )o (2015年4月19日 16時) (レス) id: ed191ff16b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ころもっち | 作成日時:2015年4月16日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。