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一年目は、特に何事もなく終了した。マリアは相変わらず美しかったし、パーキンソンからの嫌がらせも受け続けた。
私もそれにやり返していたからなんとも言えないけれど、悪者になるのはいつも私で、それだけがすごく悔しかったくらいである。
結局いいことなんて一つもなかったし、あれだけ憧れていたホグワーツがこんな始まりになってしまったことが嫌でたまらない。
「はぁ」
溢れたため息は、1人になったコンパートメントでは誰にも聴こえることはない。
新学期になんてならなければいいと思うけれど、あの美しいマリアと会えないのは、少しだけ残念である。
The second year. -Side R-→←前ページ
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作者名：あんころころもち | 作者ホームページ：
作成日時：2020年8月7日 0時
