白のアヤと黒のレイーsecretー

前を向こう ページ19

「そんじゃ、アヤに変わるから」


頑張れ。


キミとは永遠にさよならだ。


……………ありがと。


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私は目を覚めると、周りに皆がいた。


【アーヤ！？】


彼らは驚きの声をあげた。



「俺達さ、アーヤのことを助けたいんだ」


若武が真剣な目で私を見つめてる。


「お前のことをもっと知って、」


上杉くんも。


「守りたいんだ」


小塚くんも…？


「だって、仲間でしょ？」


黒木くん…。


「だから皆、アーヤを信じてる」


翼…。




【アーヤ(立花)も俺達を信じてよ】




皆は眩しすぎるよ…。


こんな私でも信じてくれるんなんて…。


「俺らも忘れるなよ！」

「僕もね」

「ここにいる全員が、君のことが大切なんだよ」


夕緋、千翠、蒼也くんまで…。


「アヤ」


渚先生！


「素敵な仲間だね？」


…っ！！！


私はバカだなぁー。


こんなにも頼もしい人がいるのに。

すっかり忘れてた。


不安になったり、怖くなっても、私の周りには大好きな人達がいる。


前を向かなくちゃ。



「はいっ！ 皆、私の大切な仲間です！！！」



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ありがと、レイ。


私、頑張るよ。


何があっても。


…見守ってくれるかな？

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