▼110 ページ10
赤「そろそろ帰ったほうが良いだろう。全員自主練は終了だ」
萊愛さんに誘われて引き摺られて嫌々とやっていたのが嘘のように少し楽しくなりながらマネージャーのサポートをしていると赤司君が言いました
本来なら鍵担当は主将である虹村さんらしいけど今日は用事で自主練には参加していない
だから副主将の赤司君が責任者
2年生なのに凄いですね
やっぱり赤司君って同じ人間には思えません。完璧すぎです
桃「Aちゃん。私達も帰る準備しよう」
貴「はい」
萊「もう仕事は終わりなんですの?」
茶「終わりだよ」
私達も帰るために準備を始めると白椿さんが近くに来た
白「花宮さん今日はどうだった?」
萊「有意義な時間でしたわ」
白「良かったら正式にマネージャーやらない?」
白椿さんはニコニコとしながら萊愛さんを誘う
普段は女の子が来たら嫌そうな顔をするのに何故
萊「良いんですの?嬉しいですわ」
桃「どうせならAちゃんも一緒にやろうよ」
桃井さんにキラキラとした瞳で言われる
ちょっと白椿さん。貴女が萊愛さんを誘うから私にまで飛び火が来ましたよ
帰宅部で居たいのに断り辛い雰囲気になってますよ
貴「すみません。やっぱり私は帰宅部が良いです」
桃「うー、そっかぁ」
桃井さんがションボリして私を見る
その瞳には何とか私をマネージャーにしようと考えている様子が手に取るように分かった
桃井さん、意外と頑固ですね
萊「それならば仮入部っぽくするのは如何ですの?」
萊愛さんが怪しく笑って提案する
貴「仮入部…ですか?」
萊「えぇ。あたし達が手伝って頂きたい時だけAはマネージャーを致しますの。いわば臨時マネージャーってところですわね」
それって結局、マネージャーすることになると思うんですけど…
桃井さんとか絶対に毎日呼びますよね?
桃「それは良いね。そうしよう」
勝手に決められました…
赤「桃井、萊愛、瑠奈、梨奈、A。俺たちはそろそろ帰るが一緒にどうだ?」
私が反論する余地も与えない感じに赤司君が来ました。タイミングがいやらしいくらいワザとっぽい
お蔭で臨時マネージャーってことになっちゃいました
清兄達にも報告しておいて合鍵とか持っていてもらった方が良いですかね?
503人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
苺 - 大ちゅきです!頑張ってください!更新待ってまふ(はぁと (2020年6月26日 16時) (レス) id: 13b0dc150f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月24日 19時) (レス) id: 17d09f1ed9 (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます。私も灰崎君は結構好きなので、いつか挑戦してみたいですね (2019年5月30日 19時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年2月16日 18時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ボケ犬さん» コメント有難うございます。莱愛が意外と人気でびっくりしています (2019年1月14日 22時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:もちネコ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年5月1日 0時