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貴「萊愛さん。もしかして一人一人、味を変えてるんですか?」
スポドリなんて誰がどれを取るか分からないし味なんて全て同じで良いんじゃないですか?
萊「兄に教えられましたの。選手の動きや性格、好みの食べ物などから身体に合う味を分析して見つけだす。そうすればスポドリでより身体を癒すことができますわ」
貴「なるほど。凄いですね」
だから帝光中学校のスポドリのボトルは名前入りなんですかね?今気づきました。
萊「Aにも特別にコツを教えて差し上げますわ」
貴「有難う御座います」
確かに覚えることができたら清兄や由先輩達の好みのスポドリが作れそうですね。日頃の恩返しができます
あの人達にはいつも守ってもらってますからね
萊愛さんにコツを教えてもらいながらキセキの皆のスポドリを2本ずつ作って氷で冷やし、冷凍ボックスに入れて運ぶ。重いです
そして体育館に入ったところで壁に寄りかかって待っていた白椿さんに渡しました
萊「ではお願いしますわね」
白「うん。任せて」
白椿さんはとても嬉しそうに言いました。やっぱりミーハーですね
キセキの皆に近付けるのがそんなに嬉しいですか。そうですか
萊「あたし達は梨奈を手伝いに行きますわ」
貴「私も行くんですか?」
萊「当たり前ですわ」
白椿さんの前に冷凍ボックスを置いて萊愛さんに引っ張られていく
萊愛さんって仕事熱心な人なんですね
意外です
[白椿視点]
花宮 萊愛って意外とバカなのかスポドリ配りをあたしに任せた
あの2人は皆に愛されてるから配らなくても大丈夫ってこと?随分と余裕じゃない
すぐに覆してやるんだから
白「みんな、スポドリだよ。そろそろ休憩にしよう」
あたしが笑顔で呼びかけると練習を中断して皆が寄ってきた
赤「有難う瑠奈」
黄「もう俺ヘトヘトっス」
青「体力ねぇな。黄瀬」
黒「青峰君が体力バカなだけですよ」
それぞれ言葉を漏らしながらスポドリを取っていく
すると一番初めに飲んでいた赤司くんが驚いていた
白「赤司君どうしたの?」
赤「…とても美味しい。俺好みの味だ」
黄「確かに俺このスポドリの味ちょー好きっス」
緑「瑠奈が作ったのか?」
はぁっ!?花宮 萊愛と黒峰ってスポドリ作るのそんなに上手かったの?
でも今は2人とも居ないし…
白「うん。お口にあって良かったよ」
あたしの手柄にしちゃおっと
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苺 - 大ちゅきです!頑張ってください!更新待ってまふ(はぁと (2020年6月26日 16時) (レス) id: 13b0dc150f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月24日 19時) (レス) id: 17d09f1ed9 (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます。私も灰崎君は結構好きなので、いつか挑戦してみたいですね (2019年5月30日 19時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年2月16日 18時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ボケ犬さん» コメント有難うございます。莱愛が意外と人気でびっくりしています (2019年1月14日 22時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちネコ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年5月1日 0時