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太陽が照り続けていて屋上に居るのが億劫だ。屋上の地面はアスファルトだから熱いし身体も暑い
私は早めにお弁当を食べ終えてキセキの皆が食べ終わるのを待っているけど正直に言おう。キツイ
雪宮中学校に通っていた時に引きこもりになってしまったからか陽の光に長時間当たるのにまだ慣れていない
私は話に夢中になっているキセキの皆に気付かれないようにソーッと立ち上がって屋上を出ようとした
このまま此処に居ると倒れてしまいます
赤「A、何処へ行くのかな?」
貴「…どうして毎回気付くんですか?」
赤司君が真っ赤に燃えるような赤色の瞳で私を見つめている。あの目は苦手だ
全てを見透かされてそうで怖いです
ちなみに清兄達にも聞いたことありますけど赤司君は威圧感が半端ないらしいです
黄「何で先に帰ろうとしてるんスか」
黒「もしかして暑いのが苦手なんですか?」
黒子君の言葉にコクリと頷くと皆は私を引き止める方法を考え始めた。何故ですか?
このまま帰らせてくれたら万事解決なんですけど
むしろ帰らせてください
萊「あたし日傘を持ってますわよ?」
緑「それなら俺がそれを支えていてやるのだよ」
桃「軽くお姫様気分が味わえるシチュエーションだね。Aちゃん」
紫「Aちんなら似合いそう〜」
貴「確かに涼しそうですけど緑間君に支えられるのは少し抵抗がありますね」
私は姫様なんて向いてませんので嫌です
そういうのこそ白椿さんとか萊愛さんの為のシチュエーションじゃないですか?
緑「やるのだよ」
貴「えっ」
緑「こっちに来るのだよ」
緑間君に呼ばれて仕方なく隣に座ると萊愛さんが日傘を開きました。白色のレース生地の可愛いというより大人びたシンプルな日傘です
それを隣に座る緑間君が持ち私に影ができた
赤「姫様シチュエーションは似合うな」
黒「やはりAさんは魅力的ですね」
桃「でも萊愛ちゃんも似合いそう」
萊「そんかことありまさんわ。Aやさつきや梨奈の方が似合いますわよ」
茶「僕も!?」
萊「えぇ。梨奈も充分似合いますわ(ニコッ」
萊愛さんは天然たらしですね
茶摘さんもキセキの皆も萊愛さんの笑顔で一瞬固まりました
もう見慣れた光景ですね
萊愛さんは1日でキセキの輪に入って魅力してしまうとは…
凄いです
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苺 - 大ちゅきです!頑張ってください!更新待ってまふ(はぁと (2020年6月26日 16時) (レス) id: 13b0dc150f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月24日 19時) (レス) id: 17d09f1ed9 (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます。私も灰崎君は結構好きなので、いつか挑戦してみたいですね (2019年5月30日 19時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年2月16日 18時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ボケ犬さん» コメント有難うございます。莱愛が意外と人気でびっくりしています (2019年1月14日 22時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちネコ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年5月1日 0時