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[白椿視点]


藍姫 舞の家にお邪魔している間に昼近くになっていた


藍姫の家、遠すぎなんだけど。もう少し近くに住んでいてくれないかな


まぁ雪宮中学校は帝光中学校と距離があるし遠いっていうのは初めから分かってたけどね


遅れちゃったらキセキの信頼感を失う


それに黒峰に更に奥底までグイグイ攻められてキセキの皆があたしに見向きもしなくなるかもしれない


家に帰って昼ご飯を食べてから帝光中まで走った


着いた頃には昼休みで教室に行くとキセキの皆がお弁当を持っていた


今から屋上に行くのかな?


白「おっはよ〜皆。用事で遅れちゃった」


赤「おはよう。さて、それじゃあ屋上に行こうか」


赤司君の言葉で嬉しくなった。あたしのことを待っていてくれたのかも!!


白「あ、あたしを待っててくれたの?」


黄「違うっスよ。萊愛っちを待ってたんス」


黒「瑠奈さんは休むと思ってました」


白「萊愛…?」


黄瀬君に否定されたうえに知らない女の名前が出てきて思わず顔が引きつった


萊「ご機嫌よう白椿さん。あたしは同じクラスなのだけれどご存知ないんですの?」


白「ち、違うよ。名前呼びだから分からなくて…」


挑発するように優雅に微笑んだのはディープパープルの綺麗な髪に黒い瞳の美少女


花宮 萊愛


何もしなくても放っているオーラで男子を魅了してしまう怪しく輝く女


何で此奴がキセキの皆と居て名前呼びされてるの?


取り敢えず笑顔を浮かべていつも通りを演じる


白「そ、それより皆といつの間に仲良くなったの?皆が名前呼びをする仲なんて凄いね」


萊「今日ですわ」


青「萊愛のこと知らなかったしな」


萊「大輝ったら酷いですわね」


白「!?」


何で青峰君のこと気安く名前呼びしてるのよ!!


赤「時間がなくなってしまう。そろそろ行くぞ」


桃「瑠奈ちゃんも行こう」


白「あ、あたしは食べてきたから此処に居るよ」


赤「そうか。では行こうか」


赤司君たちはゾロゾロと屋上に向かって歩き出す


青峰君たちが何か騒いでいたけど、あたしは怒りで何も聞こえなかった


花宮 萊愛…。許せない


ギリっと奥歯を噛み締めて睨むと花宮 萊愛はクスッと笑って小声で囁いてきた


萊「フフッ。惨めですわね」


な、何なのよ。あの女ァァァァァァ!!

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設定タグ:黒子のバスケ , 逆ハー , 悪女   
作品ジャンル:アニメ
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- 大ちゅきです!頑張ってください!更新待ってまふ(はぁと (2020年6月26日 16時) (レス) id: 13b0dc150f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月24日 19時) (レス) id: 17d09f1ed9 (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます。私も灰崎君は結構好きなので、いつか挑戦してみたいですね (2019年5月30日 19時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年2月16日 18時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ボケ犬さん» コメント有難うございます。莱愛が意外と人気でびっくりしています (2019年1月14日 22時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちネコ | 作者ホームページ:   
作成日時:2016年5月1日 0時

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