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莱「征十郎、スポドリですわ」
赤「作ってくれたのか?すまない」
莱愛さんは最初から二本持っていたらしく、もう一本スポーツドリンクのボトルを赤司くんに渡す
譲ったはいいものの喉は渇いていたようで赤司くんは容姿に似合わず豪快に飲みはじめました
赤「……?」
すると凄い勢いで喉に流していた赤司くんが不意にボトルを口から離して訝しげな表情をします
貴「赤司くん、どうしたんですか?」
黒「……莱愛さん、これは莱愛さんが作ったものですか?」
莱「そうですわ。白椿さんは他の選手に配っていて手が離せませんし、さつきは収集したデータを元に虹村先輩と話し合っていたので、洗濯物を持ってきてから手が空いていた私が作りましたの」
黒「…………そうですか」
困惑した顔の黒子くんに疑問を抱きつつ残りのカラフル集団にタオルを配りに行きました
黄「あっ!Aっちーー!!」
貴「うっ」
黄瀬くんは本当にゴールデンレトリバーみたいですね。そして、そろそろ自分の身長を考慮して突撃の強さを考えてください
私は身長が小さいので下手すると意識が飛びます。多分……
もし気絶させたら目覚めた時に黄瀬くんのこと轢きましょう
青「黄瀬ズリぃぞ。俺にも抱きつかせろ」
貴いえ、二人とも抱きつかないでください。タオル渡せません」
灰「お前、正式なマネージャーになったのか?」
黄瀬くんと青峰くん脳での中でモゾモゾもがいていると灰色の髪の人が面白そうに私を見下ろした。この人は確か灰崎くん。
貴「なってません。臨時です」
緑「正式に入部する気はないのか?」
今までに何度も同じ質問をされているので少しうんざりして返すと意外にも緑間くんが会話に参戦してきました。しかも、灰崎くん側です。
貴「ないです」
黄「即答っスね」
青「ちっとは迷ってくれてもいいんじゃねぇの?」
貴「嫌ですよ。大体、マネージャーなら優秀な方が3人も居るじゃないですか。私なんて何の役にも立てませんよ」
黄「何言ってんスか!Aっちは練習を見てくれてるだけで役に立ってるっスよ」
青「そーそー。まっ、合宿の為にスポドリは作れた方がいいかもな」
緑「せっかくだ。瑠奈に教わるといいのだよ」
白「ふええ!?そ、そんなあたしなんて……」
紫「瑠奈ちんのスポドリ超美味いし謙遜しなくていいじゃーん」
白椿さんが皆に褒められて私に物凄くドヤ顔してます。轢きたい
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苺 - 大ちゅきです!頑張ってください!更新待ってまふ(はぁと (2020年6月26日 16時) (レス) id: 13b0dc150f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月24日 19時) (レス) id: 17d09f1ed9 (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます。私も灰崎君は結構好きなので、いつか挑戦してみたいですね (2019年5月30日 19時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年2月16日 18時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ボケ犬さん» コメント有難うございます。莱愛が意外と人気でびっくりしています (2019年1月14日 22時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちネコ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年5月1日 0時