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昼休みになって白椿さんが登校してきました
完全にサボりじゃないですか
普通なら午前中の授業の何処かで来ると思います
昼休みに来るなんて何してたんでしょう
白「おっはよ〜皆。用事で遅れちゃった」
赤「おはよう。さて、それじゃあ屋上に行こうか」
赤司君の言葉で白椿さんがパアッと明るくなりました。何故?
白「あ、あたしを待っててくれたの?」
黄「違うっスよ?萊愛っちを待ってたんス」
黒「瑠奈さんは休むと思ってました」
白「…萊愛?」
そう。私達は一気に皆と仲良くなった萊愛さんが委員会で遅れるため教室で待っていた
白椿さんは昼休みになっても来ないため今日は休むと思ってました
その事実を知った白椿さんは一気に気分を急降下させて萊愛さんを見る
萊「ご機嫌よう白椿さん。あたしは同じクラスなのだけれどご存知ないんですの?」
少し挑発するように微笑む萊愛さん
でも様になっていて思わず見惚れてしまっている皆
私は慣れたから平気ですけど…
白「ち、違うよ。名前呼びだから分からなくて…」
引きつった笑みで誤魔化す白椿さんは奥歯を噛み締めて悔しがっている
どうやら私の他に新たに皆を取りそうな女が現れて嫌みたいですね
白「そ、それより皆といつの間に仲良くなったの?皆が名前呼びをするくらいの仲なんて凄いね」
萊「今日ですわ」
青「萊愛のこと知らなかったしな」
萊「大輝ってば酷いですわね」
白「!?」
それから白椿さんは俯いて喋らなくなった
赤「時間がなくなってしまう。そろそろ行くぞ」
桃「瑠奈ちゃんも早く行こう」
白「あ、あたしは食べて来たから此処に居るよ」
赤「そうか。では行こうか」
私達は白椿さんを教室に残して屋上に向かいました
青「腹減った」
黄「青峰っち、今日こそは取らせないっスよ」
紫「無理じゃな〜い?」
茶「涼太は防御が甘いからね」
白「…っ(ギリィ」
萊「フフッ。惨めですわね(ボソッ」
お腹が空いていたり会話をしていたからか
白椿さんが私や萊愛さんを睨んでいたことも
萊愛さんがボソッと何かを呟いたのを誰1人として知らなかった
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苺 - 大ちゅきです!頑張ってください!更新待ってまふ(はぁと (2020年6月26日 16時) (レス) id: 13b0dc150f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月24日 19時) (レス) id: 17d09f1ed9 (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます。私も灰崎君は結構好きなので、いつか挑戦してみたいですね (2019年5月30日 19時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年2月16日 18時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ボケ犬さん» コメント有難うございます。莱愛が意外と人気でびっくりしています (2019年1月14日 22時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちネコ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年5月1日 0時