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貴「そういえば皆さんに話があるんでした」
赤「話?」
朝からゴールデンレトリーバーが飛びついてきたので忘れてました。勉強会のことを伝えないといけません
貴「今週の日曜日に勉強会しませんか?」
黒「勉強会……ですか?」
貴「はい。私が昨日、合宿に行く事を話したら全員が揃っていないと許さないって清兄が言ってました」
桃「確かに全員が揃っていないと楽しくないもんね」
貴「なので参加しませんか?特に青峰君と黄瀬君」
黄「うぐっ。やっぱり俺も参加した方が良いッスかね」
貴「はい。ハッキリ言って勉強会の目的は青峰君と黄瀬君の赤点回避ですので」
まぁ、私も勉強しないと赤点の可能性は有り得るんですけどね。清兄に教えてもらえば大体点は取れます。
清兄、家庭教師のバイトとかすれば絶対に儲かると思うんですよね。バスケ部で忙しくてバイトなんてしてられないと思いますが……
青「別に勉強会なんてしなくても赤点なんて取らねぇよ」
黄「そうッスよ!せっかくAっちが合宿に来るのに赤点なんて取ってられないッス」
心の底から信用できません。黄瀬君は冷や汗垂らして目が泳いでますし青峰君はさっきから一度も私と視線が合いません。嘘ついてる証拠ですよね
赤「青峰、黄瀬。この前の小テストは何点だったんだい?」
黄「さ、さぁ。何点だったッスかねぇ」
青「50点は超えてたよーな気がするな」
緑「黄瀬が12点、青峰が5点なのだよ」
青「バラすなよ!! 」
黄「というか何で知ってるんスか!? 」
緑「その日のラッキーアイテムは望遠鏡だったのだよ。調整のために遠くを見ていたところで青峰と黄瀬のテストが見えたのだよ」
貴「点数、低いですね」
黒「このテストって二十点満点でしたっけ?」
赤「百点満点だ(シャキーン」
えっ、なんか赤司くんが鋏を取り出したんですけど。何する気ですか?嘘ついた罰として青峰君と黄瀬君を殺るつもりですか?
黄「あ、赤司っち。落ち着くッス……」
青「お、落ち着け!! 」
赤「此処に居る全員、勉強会へは強制参加だ。異論した者は殺る」
紫「え〜、巻き込まれたし〜」
黒「まぁ、楽しそうですし良いですけどね」
紫「Aちん、お菓子用意してね〜?」
貴「分かりました。清兄に作っておいてもらいましょう」
紫「Aちんの作ったお菓子が良い〜」
清兄が作った方が美味しいのに私なんかで良いんですか?不味くても知りませんよ?
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苺 - 大ちゅきです!頑張ってください!更新待ってまふ(はぁと (2020年6月26日 16時) (レス) id: 13b0dc150f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - とても面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月24日 19時) (レス) id: 17d09f1ed9 (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» コメントありがとうございます。私も灰崎君は結構好きなので、いつか挑戦してみたいですね (2019年5月30日 19時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様の小説も書いて欲しいです (2019年2月16日 18時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
もちネコ(プロフ) - ボケ犬さん» コメント有難うございます。莱愛が意外と人気でびっくりしています (2019年1月14日 22時) (レス) id: 73f5ade46e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちネコ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年5月1日 0時