極度のアニヲタ美少女はキセキに興味がありません【黒子のバスケ】

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放課後になりました


保健室で言った通り赤司君は皆さんにも言ってくださったのか、今日1日カラフル集団は誰一人として絡んでこなかった


とても過ごしやすかったしクラスメートの1人の女子とも仲良くなれた


花宮 萊愛(はなみや らいあ)という名前のディープパープルのセミロングに黒色の瞳の美少女


毒舌で猫被りらしく、ゲスくて良い子が嫌いらしい。そして何故かキセキの皆を敵視していて、人は信じられないと言っていた


でも私とは仲良くしてくれるし、猫被りを辞めて素の萊愛さんで接してくれていた


萊「A。あたしと帰りません？」


貴「スミマセン。今日はキセキの皆さんに話さなければいけないことがあるんです」


萊「そうでしたの____。ねぇ、A」


私が断ると残念そうにした萊愛さん


でも直ぐに少し怖い冷徹な目になって私の耳元で囁いた


萊「アイツ等の仲良しこよしは偽物ですわ。騙されて傷付けられない様に気を付けなさい」


貴「……えっ？」


萊「それでは御機嫌よう。また明日お会いしましょう」


仲良しこよしは偽物…？


カラフル集団は、あんなに仲が良いのに偽りの友達同士とでも言うのだろうか


まぁ構わない。私は過去を話した後も普段通りカラフル集団には関わらない様にするから…


赤「A、全員を集めたよ。部室に来てくれるかい？」


萊愛さんと別れて直ぐに赤司君が来て私を呼んだ。準備万端ってことか…


さっきLINEで確認したら清先輩もそろそろ帝光中学校に着くらしいし行こう


部室に向かう途中の廊下を赤司君に着いて行く。この時間は部活とか下校だから此処の廊下の生徒数は少ない


ていうか今は私と赤司君以外は居ない


気まずいですね…


赤「………A」


貴「はい？何ですk((赤「(ギュッ」！？」


突然、名前を呼ばれたと思ったら抱き締められました��(ﾟДﾟ)


貴「あ、赤司君…？」


赤「すまない。もう少しこのままで居させてくれ。今日1日話せなくて寂しかったんだ」


寂しかった？私と話さないことなんて私が転校してくる前の状態に戻っただけなのに？


赤「いつの間にか俺の中では君が一番になっていたらしい。君が側にいるのに話せなかったから今日はずっと心が寂しくて冷たくて痛かったんだ」


貴「……スミマセン、自分の気持ちだけで貴方達を避けてしまって…。ですが、これには理由があるんです。過去に関わる理由なんですけど」

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