30話 ※重い表現はいります ページ31
〜貴方side〜
ザザッ
―良いかい?絶対にパパ達が帰ってくるまでこのクローゼットでいい子に待っているんだよ?
―A、月、愛してるわ(ニコッ)
―Aは俺が命に代えても守ってやるから(ギュッ
朔間先輩のぬくもりを感じると共に頭に流れるはあの日の光景、あの時の会話
全ては一人の男にすべて奪われた
―人間って怖くて欲深い生き物なんだよ....死ぬ前に勉強になってよかったねAちゃん❤
大丈夫大丈夫.....今は朔間先輩だけ.....怖いことはない....
―本当に?
えっ?
心の中の一年前の自分が私に話しかけた
―何を根拠にそんなことが言えるの?
....朔間先輩が怖いことは何もしないと言ってくれたから
―それだけで信用しちゃっていいの?
..........今度はひーくんとゆーくんが奪われちゃうかもよ?
そんなことはない!朔間先輩はそんなこと絶対にしないもん
―絶対なんて言葉存在しないんだよ。それは一年後の私、つまり貴方がよく知っているでしょ?
思い出してあの日の夜を....
―――――――――――――
犯「お〜いAちゃん♪出てきたら君たち兄弟だけは絶対見逃してあげるよ〜信じて?」
貴「私が出たら.....月兄も助かる...?」
月「A。これは罠だ....絶対に此処から出ちゃだめだ」
貴「でもこのままじゃっ」
月「だめだ」
犯「出ないんだったらこれからお父さんとお母さんの解体ショーを始めようかな❤」
貴「っ....おえっ」
月「A大丈夫...俺が絶対にお前だけは守ってやるから....(ギュッ」
そこからは聞きたくもないような音が聞こえ何度も何度もえずいた
月兄は震えながらもしっかりと私を抱きしめた
犯「は〜あ、飽きちゃった。ねぇAちゃん今のうちに出てこないと本当に月くんもろとも皆
殺しちゃうよ」
駄目....月兄は....月兄だけは絶対に殺させない!
貴「月兄だけは私が絶対に守るから!!!」
月「だめだA!!行っちゃだめだ!!!」
私は月兄さえ助かってくれればいいということしか頭にはなく月兄の言葉も聞かず犯人のもとに走った
そうだ、この時も.......
明「お〜いA???(トントン」
っ!?朔間先輩じゃない.....じゃあ、今私に触れているこの人は
”コノコエノヌシハダアレ???”
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作者名:☆さくら☆ | 作成日時:2022年4月2日 19時