弱虫ペダル〜全力疾走〜1st stage

21話 聖徳太子 ページ22

〜荒北side〜

部活のミーティングが終わると、アイツのところに何人かの2.3年が集まった。

「俺のリドレーなんだけどさ、、、。」

「ちょっとダンシングで、、、。」

「ギアを変える時なんだけど、、、。」

とかなんとか、色んな質問に丁寧に答えている。

新開「すごいな。聖徳太子みたいだ。」

横を見ると、茶髪の男が立っていた。

1年、か？

新開「俺は新開。新開隼人だ。よろしくな、靖友。」(バキューン)

荒北「テメェもかよ。」

どいつもこいつもイキナリ人を呼び捨てにしやがって。

てか、何でバキュンポーズナんだよ。

新開「何がだ？」

荒北「なんでもねェよ。、、、アイツ、いっつもアンな感じなワケぇ？」

新開「まあ、そうだな。おめさんも行くか？」

荒北「行かねぇーヨ！！」

日野A、ね。


『髪、切ってきたら？』


荒北「、、、。」

〜Aside〜

A「ただいまー！」

遥「おー、お帰りー。」

店に入るとハル兄がカウンターで新聞を読んでいた。

A「今日ね、おもしろいやつが入ってきたの！」

遥「おもしろいやつ？何だそりゃ。」

A「未来の運び屋！」

その言葉にハル兄は反応を見せた。

遥「ほー？それは元運び屋としては是非とも拝んでおきてぇな。」

A「今度遊びに来てよ！絶対ハル兄も気に入るから！」

遥「そーする。あ、ちょっと修理手伝ってくれ。」

A「ん、わかった！」

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