20話 習うより慣れろ！ ページ21
荒北「って、そんだけｪ？」
A「いろいろ言うことはあるけど、まずは乗れるようになってからね！」
荒北「あっそ。」
A「んじゃ、自転車はある？」
荒北「あぁ、、、福ちゃんが譲ってくれたけどォ？」
うわぉ。
福ったら、太っ腹、、、。
A「ってことは、ビアンキだね！OK！靖友は野球の賜物で筋肉、体力は問題なさそうだからいきなり乗ってみようか。」
私は靖友にビアンキを持ってこさせて校門前に立った。
A「そろそろかな？これからうちのIHメンバー候補がたくさん通るから、みんながどんなふうに乗ってるか見てて！」
すると、右から集団がやって来てあっという間に通り過ぎていった。
A「はい、乗ってみて？」
荒北「イヤイヤイヤイヤ！！！早すぎて見えねーヨ！！！」
A「あ、そう？まあ、習うより慣れろ！乗ってみよう！」
荒北「はあ！？」
そして。
荒北「くっ、、、おっ、、、。」
、、、なるほどね。
A「前を向いて。言ったよね？自転車は、前に進む意思がなければ進むことはできない。」
荒北「ハッ！福ちゃんと同じこと言ってんじゃねぇーヨ！！」
そう言いながらも彼は前を向いた。
A「福が私の真似をしたんじゃない？」
とかふざけていいながらああしろこうしろと教えていく。
A「なんだ。結構飲み込み早いじゃん。」
部活が終わる頃の時間にはフラつきながらも進む距離が伸びていた。
A「、、、今日はここまでにしよう？」
荒北「アァ！？」
A「慣れないうちは無闇に乗り続けてもいいことはないから、今日はここまで。明日の朝練でまた練習ね。」
荒北「、、、おゥ。」
部室に戻ると、みんな汗だくになって片付けをしていた。
私達も片付けを手伝って最後のミーティングもさっと終わらせて解散となった。
すると、何人かの部員が集まってきた。
どうやら、私に用があったようだ。
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ナッツ(プロフ) - 翼音さん» コメントありがとうございます！！勘違いでしたか！それでもご指摘しようとして下さる気持ち、とても嬉しいです(´ｰ｀) (2015年8月31日 1時) (
レス) id: df6a1864ee (このIDを非表示/違反報告)
翼音 - すいません。↓の勘違いでした (2015年8月30日 23時) (レス) id: 04031d884e (このIDを非表示/違反報告)
翼音 - 7話の名前のとこなんかおかしいような気がするんですけど… (2015年8月30日 23時) (レス) id: 04031d884e (このIDを非表示/違反報告)
ナッツ(プロフ) - ラムさん» ありがとうございます！！荒北先輩のいろんなところを書いていくつもりなのでよろしくお願いします！更新頑張ります(｀・ω・´)ゞビシッ!! (2014年12月7日 22時) (レス) id: a5a9d60e83 (このIDを非表示/違反報告)
ラム(プロフ) - 荒北先輩に優しい場面が。更新大変だと思いますががんばってください。 (2014年12月7日 22時) (レス) id: 74c3915e15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナッツ | 作成日時：2014年12月3日 23時
