SevenWishes 2

2 side ページ6

無事に俊哉の手術は終わった。

ki｢高嗣、後よろしく。｣

2｢はーい｣



俊哉を病室へと運んだ。







…ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ、

t｢…ﾊｧﾊｧ、…俊哉はっ、…｣


2｢…えっ！？｣



驚いた。
裕太は、骨折してて移動には松葉杖を使っていたのに


2｢松葉杖は、？｣

t｢…あぁ、…忘れてた｣

2｢えっ、裕太、もう歩けるってこと？｣





ki｢…おっ、やっと卒業したのか、笑｣

ミツが来た。

ん、？どういうことだ？


ki｢実はさ、数日前には、松葉杖なしでいいよって
言ったんだけど、 ずっと使ってんの。アッアッ｣

2｢えーなんだよそれ、笑｣



t｢…俊哉優しいし、心配してくれるから、
アレコレ頼めたからさぁ…｣






ki｢…俊哉が目覚めたら、教えてやれよ笑｣

t｢うん、分かってる。｣









t side

俊哉の手を握っていると、

m｢……っんん……｣

t｢…っ、俊哉！｣




俊哉と目があった。

m｢…ﾊｧ…ゆうた？…｣



俺は優しく俊哉を抱きしめた。




t｢……っ、…としくん、…よかったぁっ、｣






俊哉の体温が伝わってきて、
安心する。









俺は涙を拭い、体を離して、俊哉を見つめた。



t｢としくん、
今まで、俺のワガママに応えてくれてありがとう。

俺もう歩けるようになったんだ。







だから、これからは、
俺のこと頼って欲しい。｣





m｢ふふっ、珍しいね

……裕太、ありがとう。｣









俊哉は俺に手を伸ばした。

俺は、また俊哉の事を抱きしめた。

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