SevenWishes 2

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最近、
だんだん外も冷え込んできて、病院に来る患者さんも増えたし、

それに学会とかも増えて、

次の週の学会の発表の準備もしなきゃいけない。






先輩｢おぉー、次の学会も期待してるぞ。｣

現在小児科部長の先輩に肩をポンッと叩かれた。


f｢はい！ありがとうございます！｣



そう、俺は今、大事な時期なんだ。

先輩に期待されてるし、次期部長も任せられるかもしれない。







この病院の、次期院長はミツで、
副院長はワタだって、
そんな噂もちらほら聞こえてきて。



俺もそんな兄2人に追いつきたい、
何かこの病院の為に、出来ることを頑張りたい。



そんな気持ちでいっぱいだった。








f｢……ｹﾎｹﾎｯ……ﾊｧ……｣




でも、どうしてそんな大事な時に俺は、
体調を崩してしまうんだろうか。



風邪なんか引いてる場合じゃないのに。


そんな自分に苛立ってしまう。






俺は風邪薬を飲んで、

休憩室を出た。

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