シルクの彼女は絹みたい【Fischer's】

嫉妬ですが何か？ ちょこ＆くうさんリク ページ21

シルクside

俺は怒ってる
相当怒ってる

理由は簡単
Aが他の男といたから

それも相当なイケメン
黒髪のサラサラヘアに

スっと通った鼻筋
目はぱっちりと二重で唇は綺麗な赤色だった

誰がどうみたってイケメン
お似合いのカップルに見えた

浮気されたのか…
やっぱり顔なんだ

Aは違うと思ってたんだけどな
帰ってソファーにだいぶする

暫くしてAが帰ってきた
貴「ただいま〜」

リビングに入ってくると
貴「シルク〜？何してんの？」

優しく問いかけてきた
それだけで泣きそうになる

ｼﾙｸ「誰と居たの？」
貴「へ？何が？」

ホントに間抜けな顔をするA
ｼﾙｸ「今さっき、男と居たじゃん。あれ誰だよ」

少し考えるとはっとした顔をして
貴「あれ？あれはね…おn(ｼﾙｸ「浮気だろ？」えっ？」

こんなこと…
言うはずじゃなかったのに…

止まんなくなって
どんどん溢れ出す汚い心

ｼﾙｸ「すっごいイケメンだったじゃねぇーかよ！いいよ、もう俺なんか捨てて」
どんどん悲しそうな顔になるA

貴「違うよ！浮気なんてしてないよ！」
涙目で叫ぶA

けどやっぱり止まんなくて…
ｼﾙｸ「嘘つかなくていいって！」

一方的な嫉妬で
貴「なんで…なんで信じてくれないの…？そんなに信用されてないの…？」

大きな目からぽたぽた涙を流す
そこでやっと気付いた

Aがそんな事するはずないって
一番わかってなきゃいけないのは俺なのに

ｼﾙｸ「ごめん…ただの八つ当たり…」
こんなの許されるかわからないけどAを抱きしめた

貴「お兄ちゃんだよ…一緒にいたのはお兄ちゃん…服選んでもらってただけだよ」
家族だったなんてとんだ勘違い

貴「シルクだけだよ…シルクしか見てないよ…大好きだよ」
ぎゅっと強く…

と言っても俺にとっては弱っちい
それも可愛くて抱きしめた

風邪 ちょこ＆くうさんリク→←▽

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