3話 ページ4
三輪side
門が開き急いで向かったがトリオン兵がいなかった。そのかわり人がいた。
人型近界民だろうか…?
三輪『動くな、ボーダーだ。貴様そこでなにをしている』
こちらをゆっくり見る女の目は、自分が吸い込まれてしまうんではないかと錯覚してしまうほど澄んだ青色だった。しかし、その瞳には光が灯っていなかった…
さらに透き通るような白い肌に白い髪、アルビノなのだろうか…
だが、そんなことはどうでもいい。近界民はすべて敵だ!!
陽介が近界民か聞いたが、女は首を横に振った。
女はトリガーを持っていた。一般人がトリガーを持つことはまず有り得ない。だが一応聞いた。
三輪『それはボーダーのトリガーか?』
女は少しの間黙ったが、静かに首を横に振った。
カチッ
構えた銃の引き金に力がこもる。ボーダーのものではないトリガーを持っている…つまりは近界民だ!!
米屋「おいおい!待てよ、秀次。流石に撃つのはまずいって!先に報告だって!それにこいつ生身だろ!」
陽介に止められた。本当は今すぐにでも排除したいが、先に報告しなければいけないのは確かだ。
三輪『…チッ』
そしてすぐに本部に連絡する。
三輪『本部、こちら三輪。ゲート付近で不審な女を発見。本部に連行します。』
忍田《了解、一般人ということか?》
三輪『…わかりません。近界民ではないと言っているのですが、ボーダーのものではないトリガーを所持しているようで…』
忍田《…わかった。まずは連れてきてくれ。》
三輪『了解。』
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カノン - 私も更新楽しみにしてます! (2023年1月26日 20時) (レス) @page32 id: cca129d7ee (このIDを非表示/違反報告)
みうな(プロフ) - かなりさん» えぇ!?わ〜、嬉しいです!!これからも頑張ります!! (2020年4月15日 10時) (レス) id: a285ab83dd (このIDを非表示/違反報告)
かなり - なんだか、みうなさんのこの小説は、読んでるだけで感動して涙が出てきました!これからも体に気をつけて頑張って下さい!応援しています!(⌒▽⌒) (2020年4月14日 22時) (レス) id: 591368bcea (このIDを非表示/違反報告)
みうな(プロフ) - 田さん» ありがとうございます!頑張ります!! (2020年4月14日 10時) (レス) id: a285ab83dd (このIDを非表示/違反報告)
田 - 続きが気になります・・・。更新楽しみにしてます! (2020年4月13日 15時) (レス) id: 5067976fb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みうな | 作成日時:2020年4月8日 8時