▶じゅんびする ページ7
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▶A してん に きりかわった!
「ここが先輩の部屋…」
『ちょっとごちゃついてるかもだけど、好きに座ってね〜』
成り行きでアオイちゃんの宝探しについて行くことになったので、とりあえず準備をしようと部屋に招き入れた。
必要なものってそんなにあるだろうか。着替え?きずぐすり?歯ブラシ…?
とりあえず、要りそうなものは全部リュックサックに入れていく。スクールザックはこう見えてばかみたいに物が入るのだ。
「あっ、え、先輩この写真…!」
着替えやらなんやらを詰め込もうとしていれば、アオイちゃんが声を上げた。わたしの机の上の写真立てを見たようだ。
『ああそれね、それねー、わたしの故郷の方、ガラルの方で撮ったんだ』
アオイちゃんは何やら感動しながら、いくらで買えるんだとか何とか言っている。買う…?
『そういえば、アオイちゃんは何したいんだっけたからさがし。ジム巡り?』
「あ、はい!ジム回ったり、スター団潰したりします!」
ん…?スター団、潰す…?スター団って不良だよな…?え、こんなちっさい女の子が不良の集団に乗り込むってこと?まずくない?先輩として止めなきゃじゃない…?
『あ、アオイちゃん…?』
「はい!……あっ」
言ってからやばいと気付いたのか、アオイちゃんは口を覆う。この子危なっかしくないか……?
『あんまり、危ないことには首突っ込まないようにね…?』
「もちろんですっ!!!安心して下さい!!!!A先輩のことはこの命に代えてもお守りします!!!!」
『いやわたしじゃなくてね…?』
何やら俄然やる気を出させてしまったようだ。やらかしたな…。
『わたし、ジムとかよく分からないから、アオイちゃんのこと応援してるね』
「っへ、……すき……」
アオイちゃん、初対面から既にわたしへの好感度カンストしてるような気がするんだけど、本当になんでだろう。
『さて、と…そろそろ準備できたかな』
リュックサックは少々重いがまあ問題は無いだろう。てもちの体力も確認し、きずぐすりや諸々も多めに持った。
図書室に篭もり気味だったわたしがまさか宝探しに行くとはね。
『まずはどこから行こうか』
「えっと、…セルクルジムに向かいたいんですけど…いいですかね、」
『うん、アオイちゃんについてくよ。』
こうして、不思議な後輩ちゃんと共にわたしの宝探しが始まった。
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名無し36151号(プロフ) - 参考大丈夫ですか? (3月8日 4時) (レス) @page19 id: c4f6a30431 (このIDを非表示/違反報告)
ほずき。(プロフ) - 先輩ちゃんのパートナーキルリアなのめちゃくちゃ好きです……!!!!いつものふわっふわな可愛い先輩ちゃんとイケメンなかっこいい先輩ちゃんの良さについてアオイちゃんと語りつくしたい………😭💕 (1月14日 22時) (レス) @page17 id: af534a13ee (このIDを非表示/違反報告)
アスナ(復活)(プロフ) - やばいアオイちゃんに共感しかないっ先輩めっちゃかわええし...ほんとこんな作品出会えてよかったです! (1月9日 17時) (レス) @page13 id: f7bc5b9bc1 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - が、画像っっ!!アオちゃんも先輩も可愛すぎませんか?!?!無理のない更新頑張ってください...大好きです...😌😌 (1月8日 23時) (レス) @page13 id: 1ddf176c35 (このIDを非表示/違反報告)
ドラゴン(プロフ) - すごく面白いです!無理せず更新頑張ってください! (1月8日 15時) (レス) @page12 id: fcb6cf8156 (このIDを非表示/違反報告)
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