【ポケモンsv】主人公の最推しっぽい

▶ペパーとはなしをする ページ19

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外でキルリアたち遊ばせてくるね、と洞窟を出たA先輩。相変わらず毎秒かわいい。




「……なあ、なんでアイツがここに居んだ？」



「え？私が宝探し着いてきてくだせぇって頼み込んだからよ」




ペパーはうわ、という顔をして私を見る。なんだよ、羨ましいからってそんな顔しなくてもいいだろ。




「てかペパーこそ先輩とどういう関係ですってばよ。返答によっちゃ手を下さなきゃいけなくなるぞ」




彼氏、とか抜かした暁にはうちのホゲータのかえんほうしゃの実験台になってもらうからな。まあペパー×A先輩は否定しないが、私はチリちゃん×A先輩派だ。←




「関係も何もねえよ。…図書室使ってた時期あっただけだ。」



「なんで図書室？先輩目的？？」



「違ぇっつの。ちょっと…いろいろあるんだよ。」




あっ、マフィティフ関連の本でも読んでたのかな。一瞬で察しがつき、そっか、と話を区切る。




「アイツ目的でもねーよ。つかあんな敵多いヤツ狙ったりしない」



「敵？？」



「オマエ知らねえで一緒にいるのか？？大物ちゃんだな……オニのようにモテんだろ、あのAとかいう後輩」




モテる、という単語。確かに先輩は世界一かわいい上性格も女神級だ。




「モテるってどゆことよペパーくんや」



「図書室で放課後よく告られてるの見たこと無いんかよ。全部断ってるらしいし、よく宝探し一緒に行くってなったな」




オマエすげーやつなのな、とペパーは笑う。先輩、モテるんだ！？！？！！なんかまあ裏でモテてそうなイメージあるけども？！！うわあそっかじゃあ敵多いよなあそりゃ。





『なになにわたしの話？』




いつの間にか先輩が帰ってきていて、いつの間にかキルリアではなく、傍にはアママイコがいる。




「先輩って、…モテるんですね」



『えぇ、なに急に〜…もう、ペパーくんなんか教えたなあ…？』



「襟、やっぱちゃんと閉めません？？？？？」



変な虫がつきそうで怖いんですよ、と言えば、かわらずくふくふと笑われてしまう。




『なんか、ビートみたいなこと言われたの久しぶりでおかしくて、…』




ビート！？！！やはり剣盾なんだな！？！でも着苦しいのでしめませーん、と先輩はにこっとする。うわすきかわいいちゅ。




「ビートって誰ですか！？！」



『急に食いつくね…？お姉ちゃんのお友達だよ〜』




お姉ちゃんの、オトモダチ…？？




ひょっとしてひょっとするともしかしたら、A先輩って、ポケモン剣盾の主人公、ユウリの妹？？




「ゑ？」



一旦落ち着け私。

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