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「わたしはネモ！普段は学校の寮にいるけど、ご近所同士なかよくしよっ！」
ネモさんとやらは元気すぎる。まあアオイちゃんも超元気だから気が合いそうだな。
かく言うわたしはアオイちゃんに隠れているから返事はできない。ネモさんとやらはわざわざ屈んでわたしに笑いかける。
「そっちの子もよろしくねー！」
『うん、』
小さく返事をすれば、にこりと返され、わたしは思わずはあ、と息がもれる。まじか陽キャすぎん？
「ネモさんは我が校の生徒会長で、チャンピオンランクの凄腕トレーナーなんですよ」
えっ！？チャンピオンもういるんですか！？！
声を出さなかったことを褒めて欲しいレベルで驚いてしまった。
「ポケモン勝負大好き！さっ、はやく
てもちゼロでどう戦えと？？？わたしか？わたし自身がポケモンか？でんこうせっかとかできんが？？？
「同じクラスの仲間同士、ゆっくりと！……交流を深めてくださいね」
同級生なん！？！まじか生徒会長って1年生でもできるんだ…。
「えー！同級生なんだ！？ポケモン勝負やり放題！」
同じこと考えとった。ポケモン勝負そんなに好きか。まあ戦略とか考えるの楽しいよね。
「……それではお二人さん、あなた方がパートナーにしたいポケモンは決まりましたか？」
「Aちゃん、先に選んじゃっていい？」
『うん、もちろん！』
アオイちゃんは真っ先にホゲータに向かっていった。御三家はぶっちゃけほのおタイプ強いからな。ホゲータよろしくねー！と明るく笑うアオイちゃん。
ニャオハかクワッスかあ…。自分で捕まえたりはできないんだろうか…。
「もし決まらなければアカデミーについてからでも大丈夫ですよ」
校長が助け舟を出してくれたので、ゆっくり頷くと、校長はアオイちゃんにモンスターボールを渡した。
「アオイ、ホゲータを選ぶなんてさ……」
え？なんかだめなん！？
「すっごく似合ってる！バランスもいいもんね！」
ビビらせないでくれ、生徒会長…。ネモは何やら話を進め、何故かもうポケモンを貰ってるのにまたポケモンを貰っていた。なぜ。
「さて、と！ポケモンも決まったことだしさっそくバトルしなくっちゃ！下のビーチで待ってるから、準備できたらすぐ来てね！」
もうバトんの！？早ぁ…。そう言うなり、ネモさんは駆けて行ってしまった。ありゃま。アオイちゃんは何やらやる気だし、仕方ない、ついて行くか……。
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ううぴょり - アオイちゃんの説明文にサンドウィッチの上パンについて書かれていて声出して笑いました…(時間を考えろ)陰ながら応援させていただきます！ (12月30日 2時) (
レス) @page1 id: 9084d4f4e7 (このIDを非表示/違反報告)
鍵ポスト - 文才の高さが伺える文の作りが凄く好きです…。やっぱり幼女はかわいいですね……。更新頑張ってください…！応援してます…！ (12月29日 0時) (レス) id: 99494c38e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らて | 作成日時：2023年12月27日 17時
