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「……おっと、私としたことが。一番大切なものをツバキさんたちに渡すのをうっかりしていました。ここではなんですので、お外へまいりましょうか。」




相棒ポケモンかな。わたしぶっちゃけホゲータにしようと思ってたんだけど、アオイちゃんは何を選ぶんだろうか。


アオイちゃんに連れられて、玄関から外に出た。




「ポケモンたちよ、出てきてください」




そう言ってモンスターボールを投げると、中から3びきのポケモンが出てきた。生で見るモンスターボールえぐ、感動なんだが。




てか、かっっっわよいなおい。なんだおまえら、かわいすぎんか。




「入学する生徒には、ポケモンを渡す決まりでして。3匹の中からパートナーとなるポケモンを1匹選んでもらいます」



1匹しか選べんの毎回辛すぎ……。御三家はまじで全部かわいすぎんだよなあ。



校長が3匹の紹介をしてくれた。人なつっこくて校長のそばを離れないらしい。かわいいか。



と、ポケモンたちはちょびちょび歩いてアオイちゃんとわたしの元へやってきた。いや秒で校長から離れとるやん、おもろ。




「……おや?ふむ……校長よりもアオイさんとAさんが気になるようです。選択を見守りたいですが、そろそろ次のお宅に向かわないと……」




校長はやっぱり多忙らしいな。アオイちゃんはそんなことよりポケモン!らしく、まったく聞いている気配はない。




「あちらのお家にいますので、じっくり考えて決まったら伝えにきてください。それではまた後ほど。……失礼いたします」





あちらのお家、何やら豪邸がある。いやでかくないか。校長は颯爽と歩いて行ってしまった。





「とっても礼儀正しい校長先生だったわね。

みんな素敵だけど、1匹選ばないといけないんだ?せっかくだし、この子たちと一緒に歩いて様子を見てみるのはどう?ポケモンのこと、いっぱいわかるかも」




アオイちゃんはうんうんと激しく頷きながら、わたしに一緒に行こうね、と笑う。眩しいよ主人公。




「それと……ママから入学祝い!お出かけするなら持っていきなさい。」




▽アオイはスマホロトムを手に入れた!
アオイはスマホロトムをたいせなものポケットにしまった▽



えずるっ!現代っ子なわたしだってスマホは欲しい!YouTube見たい!!




「新しいスマホ!説明書を読むわね!」




そう言って、ママはマップが見れるらしいことを伝えた。わたしも欲しいぞ。

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ううぴょり - アオイちゃんの説明文にサンドウィッチの上パンについて書かれていて声出して笑いました…(時間を考えろ)陰ながら応援させていただきます! (12月30日 2時) (レス) @page1 id: 9084d4f4e7 (このIDを非表示/違反報告)
鍵ポスト - 文才の高さが伺える文の作りが凄く好きです…。やっぱり幼女はかわいいですね……。更新頑張ってください…!応援してます…! (12月29日 0時) (レス) id: 99494c38e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らて | 作成日時:2023年12月27日 17時

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