検索窓
今日:4 hit、昨日:44 hit、合計:2,388 hit

ページ8

「うーん、良いと思ったんだけどなあ…そんなに駄目かい?」

「ダメですよ!?冗談にしてもタチがわりぃ、ゾッとしますや…」

ジョナサン本人は不満そうだったが、SPWの猛反対により着替えることが決定した。

そこに、黙って話を聞いていたディオが口を挟む。

「ジョジョォ…貴様さっさと着替えてこいよな。このディオと仮装がかぶるじゃあないか。…それともおれとお揃いがいいのかい?やはりおれとお前は二人でひとt「山吹色の波紋疾走ッ!!」

今の一言でジョナサンの不満そうなオーラが消えた。なんなら今すぐ脱ぎたそうだ。

とにかく、ジョナサンは一旦部屋に戻った。

「…ディオ、大丈夫?」

殴り飛ばされたディオにエリナが心配そうに声をかける。

「WRYY…あいつめ、いきなり殴りおって…これが大丈夫そうに見えるなら眼科の予約をおすすめするぜ」

「ケッ!ジョースターさんってば、もっとやっちまえば良いものを…だいたい何でお前がいるんだこのゲ◯以下吸血鬼野郎が」

「ハッ!そんなもんおれがあいつの義理弟だからに決まってるだろうがこのマヌケがッ!大体出ていけるものならとっくに出てっとるわ!!」

エリナはハァ、とため息をついた。この二人はジョナサンなしで一緒になるといつもこうなのだ。

「おまたせー…って何してるんだい二人共!エリナが困ってるじゃあないかッ!」

で、大体喧嘩の途中で彼が戻ってきて仲裁をする。彼らにとっては慣れた光景だった。

「ジョジョ!戻ってきてくれてありがとう。新しい仮装も似合ってるわ」

「エリナ。よかった、急遽変更だったからちょっと困ったんだけど、なんとかなったみたいだ。…にしてもエリナ、それは魔女の仮装かい?可愛いね、よく似合っているよ」

エリナの仮装は魔女。それも全体が白色でまとめられた魔女だ。

「真っ白だから天使かと思ったよ。本当に似合ってる」

「もう、ジョジョったらいけない人!」

そのあまりに幸せそうな光景にSPWは涙し、ディオは甘さに吐き気を催していたという。

*→←1部:だれかの10月31日



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

圧倒的睡眠不足(プロフ) - ゆぅらさん» あああリクエストだやったあ!!ありがとうございます!!そうですよね、以前私も漁ってたことあるんですけどディエゴ夢めっちゃ供給不足ですもんね...供給不足解決に少しでも貢献できるよう頑張って書いてみます! (5月8日 18時) (レス) id: 33f559404d (このIDを非表示/違反報告)
ゆぅら(プロフ) - テスト前一週間切ったのに何も終わってない私に【ディエゴ】で【添い寝】をお願いします……。兎に角ディエゴ夢が見たいんです…… (5月8日 15時) (レス) id: fe5002f9ce (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - 誰かリクくれ…リクくれ… (3月9日 12時) (レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
圧倒的睡眠不足(プロフ) - charaさん» 見てくださってありがとうございます!色々落ち着いたらリクエストまた募集するのでそのときは是非。 (2月17日 7時) (レス) id: 97d79e1a3f (このIDを非表示/違反報告)
chara(プロフ) - とても面白かったです!!癒やされる…!投稿頑張って下さいね!! (2月16日 7時) (レス) id: b9feb698f2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:圧倒的睡眠不足 | 作成日時:2023年11月26日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。