我、ジョジョを愛す。【ジョジョ】【短・中編集】

1部：だれかの10月31日 ページ7

⚠平和謎軸、ジョナ&エリ&ディオ&スピの四人組+α

10月31日＿＿＿ハロウィン。

イギリスのある館に、数人の男女が集まっていた。

「おい、ジョジョ！もうすぐ時間だぞ、誰も来てないじゃあないか。本当にちゃんと招待状出したんだろうな？」

そう毒づくのは、ディオ。イライラしているようで、舌打ちを繰り返している。

「勿論出したよ！準備とかに時間かかるんじゃないかい？楽しみだなぁ、みんなとハロウィンパーティ！」

ジョジョと呼ばれた青年＿＿＿もといジョナサンは、ディオとは正反対に目をキラキラさせる。

その時、ドアベルが鳴った。

「「ハッピーハロウィン！」」

ドアを開けると、元気よく二人の男女が決まり文句をいう。エリナとSPWだ。

「ハッピーハロウィン、二人共！待ってたよ。さあ入って！」

ジョナサンが二人を中に案内する。

「ジョースターさん、ジョースター卿はどこにいるんですかい？」

「ああ、父さんかい？さっき少し遅れるって連絡があったよ。あんまりかからないから気にしないでってさ」

今回のパーティはジョースター卿の発案で行われていた。招待状の名義はジョースター家である。

「よし、全員揃ったな。ならさっさと着替えるぞ」

ディオの声掛けで、全員別々の部屋へ向かい仮装を始めた。
＊＊＊＊＊
「…よし、みんな着替え終わったみたいだね！お披露目といこうか」

そう言ってジョナサンは上に着ていたローブを脱ぐ。彼がした仮装は＿＿＿

「ジョ、ジョースターさん…それはアウトでさあ…」

「……吸血鬼の仮装なんて…！！」

そう、吸血鬼である。

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