我、ジョジョを愛す。【ジョジョ】【短・中編集】

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これまでAは何度もシュトロハイムを訪ねては銃機関砲を触らせてくれと頼んでいる。

もちろんそれを許されたことは一度もない。しかしAはメンタルがつよい()ので、諦める気なんて微塵もなかった。

「だから！触らせんと！！言っとるだろうがァーッ！！！」

早口で捲し立てたAに対して、シュトロハイムは大声で返した。

「貴様は脳みそが腐っているのか！？！？今日で一体何度目だ！」

『知りませんよそんなの。とにかく私はあなたの完璧なそれを触りたいだけなんですよいいから早く腹出して下さい』

傍から聞けばただのセクハラである。しかしそんなことはAにとっては問題ではなかった。

『あなたの完璧な肉体とドイツの科学で生み出された完璧な銃機関砲という2つの絶対美が合わさったものが目の前にいるのに触らないなんて無理な話なんですよ』

「ぬぅ…たしかにナチスの科学は世界一だ。おれに関しても悪い気はせん…が」

シュトロハイムはビシッ！と効果音が付きそうな勢いでAを指差す。

「もし！触らせたとして！おまえが怪我すると困るだろーが！！」

『ｺﾞﾊｯ』

Aに ９９９９の ダメージ！ 会心の いちげきだ！！

『ﾊｧ、ﾊｧ…っ今日のところは諦めます。でもまた来るので覚悟しといて下さい』

Aは瀕死である。フラフラとおぼつかない足取りで、来た道を戻っていった。

「もう来るな！来ても絶対に触らせんからなッ！！」

その後、館ではシーザーにシュト様話を長々とする彼女の姿が見られたという。チャンチャン。

1部：だれかの10月31日→←シュトロハイム：銃機関砲に触りたい彼女vs触らせたくないシュト様

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