我、ジョジョを愛す。【ジョジョ】【短・中編集】

シュトロハイム：銃機関砲に触りたい彼女vs触らせたくないシュト様 ページ5

⚠シーザー生存軸、ギャグ全開

『シュトロハイム様の銃機関砲に触りたい』

「気でも触れたか？？？」

はぁ、とうっとりするようにため息をつく女＿＿＿A。そんな彼女に、シーザーはうんざりするようにため息をつきかえした。

『あの輝く鋼鉄の美…もうこの世のすべての美が詰まってるんじゃないのあれ…しかもそれがシュトロハイム様の身体にあるとかもうホント無理なんだけど…』

聞いてわかるように、Aは重度のシュトロハイム狂だった。特に、機関銃砲を出した状態の。

要するに、Aは機銃狂でもあるのだ。

「お前、あいつのことが好きなのはもう良いが…あまりおれに迷惑をかけてくれるなよ」

『あ！！シュト様がいる！！！』

シーザーの忠告など耳も貸さず、Aは走り去ってしまった。

「まったく。…嵐のような奴め」
＊＊＊＊＊

Aは物陰からシュトロハイムを観察(ストーキング)していた。

『シュトロハイム様…シュトロハイム様が歩いている…息してる…仕事中？もう存在が尊いんだが？？？そうかあなたが神か…ああ銃機関砲触りてぇしんどい』

「シュト様の銃機関砲に触りたい」。それはAの夢である。だが彼女はオタクだった。

オタクが推しに触れようものなら憤死する。…が、しかし。

「？…うげぇッ！また貴様かA！！良くも懲りずにこのおれに寄ってくるな！」

Aはただのオタクではないのである。そう、Aは＿＿＿＿

『おはようございますシュトロハイム様今日も素敵ですね触らせて下さい』

メ ン タ ル つ よ つ よ 系 オ タ ク な の だ ！ ！ ！

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