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――そうこうして数週間後。


「あ…悪化しました……」

「「「……マジか」」」


ファミレスにて、銀さん達に食事を奢りながら私は顔を覆って報告した。

あの後、全くの無反応でいたら嫌がらせの頻度は上昇&タチがどんどん悪くなってしまった。


この間なんて部屋に落とし穴作られてたし!!!

マジでどんだけなの!?


それでも無反応を守り通しているけれど、収まる様子は無い。


これってもういじめだよね?腹黒女子のドロドロしたいじめに匹敵するよね?


「いや、流石に腹黒女子でも床に穴は開けないと思いますけど」

「銀さん私もう限界かも……っ」


ツッコミを入れた新八君はスルーして、再び顔を覆えば「お、おいおい、泣くな泣くな!落ち着け!」と言われる。



「――そろそろ本気でアイツの夕食に毒盛ってやろうかって思うくらいには」


「おい待て医者ァア!!知識の使いどころ違うだろォ!?本分に反しちゃってますけどォオ!!?ってかアンタが腹黒じゃねェか!!」



新八君、分かってる。でもね、我慢の限界なの冗談抜きで。


「マジで抹殺してもいいと思うんですよねぇ。ほらぁ、生物的にじゃなくても性別的に死ぬとかあ〜?ははっ」


笑顔で言うと、銀さんと新八君は青ざめて股間を押さえた。

いやアンタらのと違うから。


「ヤ、ヤバイですよ銀さん……。Aさんのキャラが崩壊してるし言ってること怖いしその上目がマジですよ……!このままじゃ……!」

「抹殺するなら私も協力するアル。あんなクソサド死んだ方が世のためネ」

「お前は何とんでもないこと言っとんじゃァア!!」


あー、お前ら落ち着け、と銀さんはヒラヒラ手を振る。


「取り敢えずさ、一回キレたら?」

「……え?」


予想外の提案に、思わず目を瞬かせた。


「キレるって……。


――殺っていいんですか?」

「一旦そこから離れろ!可愛く首傾げながら聞くヤツじゃねェだろそれ!何なの、お前医者じゃねェの!?」

「え、可愛いですかありがとうござ…じゃなくてすみません」


気を取り直すように銀さんは咳払いする。


「そういうんじゃなくて、話し合ってみろ。それでアイツが引かなかったらキレろ。それで駄目ならその時はその時だ。

――ま、面倒くらいは見てやるよ」

「銀さん……!」


な、何て太っ腹な……!

いつもダメダメなのに凄いイケメンに見えるっ……!


「隣のヘドロが」

「「「お前じゃないんかい!!」」」


 

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茸筍 - でも、カッコいいわ (2021年7月11日 21時) (レス) id: ca7cb48629 (このIDを非表示/違反報告)
茸筍 - 吉沢亮に血染めの犬の餌投げつけるかw w w (2021年7月11日 21時) (レス) id: ca7cb48629 (このIDを非表示/違反報告)
霜夜華(プロフ) - さわさん» そこまで喜んでいただけて嬉しいです!(*^▽^*)続編も頑張ります!! (2017年5月29日 22時) (レス) id: 9126ee9e9d (このIDを非表示/違反報告)
さわ - やったァァァァァ!!w続編なんてすっっっごく嬉しいです(*-`ω´-)9 ヨッシャァ!!楽しみに更新待ってますね!(*´ω`*) (2017年5月29日 22時) (レス) id: e6f444c96b (このIDを非表示/違反報告)
霜夜華(プロフ) - mokamoiさん» い、いちばんですか!?(゜ロ゜;ノ)ノそんな、とても恐れ多い誉め言葉を頂けるなんて光栄です・・・!ありがとうございます!頑張ります! (2017年5月29日 5時) (レス) id: 9126ee9e9d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霜夜華 | 作成日時:2017年5月12日 2時

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